River Kwaï Bridge
クウェー川鉄橋
タイ中西部、ビルマとの国境に近いカンチャナブリを流れる、クウェー川(クワイ川)に架かる鉄橋。第2次大戦中の1943年春、日本軍によって建設された。57年製作のデヴィッド・リーン監督作品「戦場にかける橋」の舞台となったことで、世界的に知られることになる。
戦時下に中央部分が破壊されるが、戦後賠償の一環として日本企業2社──横河橋梁(現・横河ブリッジ)と日本橋梁が修復した。半円形のトラスが連なる中、修復された部分のみ台形となっている。現在はバンコク(またはノーン・ブラドゥック)−ナムトック間を結ぶタイ国鉄の列車が1日3往復している。
映画ではいく分、史実がゆがめられている。原作者ピエール・ブールは、実際に日本軍の捕虜として凄惨な体験をしたという。そこに、激しい憎悪が生まれるのは仕方がない。彼がのちに書いた『猿の惑星』の猿は、日本人がモデルになっているとも。
また、もとは「メクロン川」と呼ばれていた川を、映画は近郊を流れる「クウェー川」と誤認した。しかし、作品が大ヒットすると、それならと「クウェー ヤイ(大クウェー)」と改称し、もとのクウェー川を「クウェー ノイ(小クウェー)」としてしまった。映画によって “変更された” 事実はほかにもありそうだ。
だからといって、それを声高に指摘するわけにもいかない。“Death Railway” とも称される泰緬鉄道建設では、この橋梁工事を含めて多くの命が失われている。
全長300mあまり、歩いて渡ることもできる。列車が来たら、退避エリアへ=写真=。今月初めに、妻が姉とともに訪れた。いま近隣に巨大な観音像が建設中で、歴史的景観を損なうと反対運動が起こっている。
- River Kwaï Bridge
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住所:
River Kwaï Bridge Kanchanaburi, Thailand
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- 2009/10/22更新
- 2009/10/22登録
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