アキ・カウリスマキ
フィンランドの映画監督。(1957~)
小津に傾倒したと自ら言うが、突放したユーモア感はアキがこない。お代わりしたくなる作風である。
ジャームッシュなどと同世代で交流もあり、方や「音楽的テンポ」の監督であるのに対し、カウリスマキは「音楽的テーマ」の監督と言える。(北欧ならではの情緒)
有名な作品では『マッチ工場の少女』や『レニングランド・カウボーイズ』、『白い花びら』があるが、
私は『ラヴィ・ド・ボエーム/La Vie De Boheme(1992)』が一番好きな作品。
作家と画家と作曲家が知り合い、仲良くなり、恋にのろのろと溺れ、貧乏ながらも芸術家の誇り(底辺の)を失わずに暮らすが.....といった話。
登場人物は皆無口で(カウリスマキ映画のキャストは大体不美で無口)悲しいくらいの笑いに溢れ、不美人・醜男が愛おしくなり、そして「記憶」に留まる映画である。
ビデオも出ている様なので、空間内の方には是非観て欲しい。
- 2001/12/07更新
- 2001/12/07登録
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コメント (3)
2002/02/08
Otter ぼくは、マッチ工場の少女をみて、あまりにも救いが無いのにのけぞってしまいました。
pagezeni ユーロスペースから続々と彼の作品がヴィデオ化されていますね。一段落ついたところで、まとめてDVD化してもらえるとありがたいんだけどな。
2002/05/28
mic007 「日本好き」を頼りにどこかの代理店が日本企業のCM監督を依頼したことがあった。マイナーなCMだったけど、カウリスマキらしい可笑しい作風で確か”海を浄化する”システムを売る会社のCMだった。<うらぶれた旅先のカウンターで、男がマスターに一葉の写真を見せて何かを訊ねる、マスター氏は無言で首を横に振る...男はうなだれ不運を嘆く(その写真には綺麗だった時の海が写っていた)>とさ。
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