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サンキュー・スモーキング

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 「その男、話術で世間を煙に巻く」

 最近すごい好きなアーロン・エッカート主演のヒューマンコメディー。

 トム・クルーズが、妻ケイティー・ホームズのベッドシーンをカットさせたことでも有名。

 タバコの研究所の広報を務めるニックは、喫煙者たちの権利を守るため、またタバコに健康悪化との因果関係がないことを世間に信じさせるために日々奮闘していた。世間からは厳しい目を向けられるが、ニックは巧みな話術で人々を丸め込み、「情報操作の王」とさえ呼ばれていた。私生活では離婚し、一人息子のジョーイだけはニックを尊敬している。

 ある日、嫌煙派のフィニスター上院議員が、タバコのパッケージにドクロマークを付けるように働きかけていることを知り、息子ジョーイを伴いハリウッドに飛び、ハリウッド映画に喫煙シーンを盛り込むようプロデューサーに働きかける。(Wikipediaより)

 ロブ・ロウやウィリアム・H・メイシー、前出のケイティー・ホームズやアメリカのTVドラマではよく見かける豪華キャストもこの作品を魅力的なものにしている。

 言葉を武器にタバコ研究所のチーフスポークスマンであるニック・ネイラーは、ロビイストとして活動。もちろん自身も愛煙家。その弁論力を活かし、会社でも評判を買われてTV番組で煙草擁護の弁論を展開。しかし彼が女性記者との取材に応じたのを契機にそれが彼の仕事の転機をもたらし、仕事を追われ、彼は立ちあがる。

 ポイントは、息子との関係。離婚して母親のもとで暮らすジョーイは、父の仕事に疑問を抱いているが、父を理解したいという気持ちを持っている。そして父との交流を通じて物事に対する考察の着眼点に気づく。その彼が父親の転機をもたらす。そのきっかけとなるキーワードが「情報操作の王」。

 「エリン・ブロコビッチ」で好きになったアーロン・エッカートの主演作品。広告も期待を持たせるものだったが、期待通りのおもしろい映画だった。世間の嫌われ者の仕事につく父親として、息子に対して誠実にありたいと思いつつ、自分の職業に関して、また思想信念に関してのアプローチは本作ではそれが巧みに活かされ、クライマックスへと繋がっていく。

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根岸画像 投稿者:
根岸
  • 2009/11/18更新
  • 2009/11/15登録
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テンポが良く、ユーモアがあり、わかりやすく、メディアリテラシーを考えるきっかけにもなる良い映画。主人公の饒舌ぶりにスカッとします。 タバコ研究アカデミーのPRマンを...

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