時計坂の家
大人が読むべき児童文学。
夏休み、祖父の家で見つけた奇妙な扉。
壊れた懐中時計で封印されたその扉の向こうには、不思議な庭園が広がっていた。
庭園と、その中央に建つ館の持つ闇の魅力に、少女は惹き寄せられる。
引き込まれ、最後は突き放されて淡い寂しさを感じる、不思議な読後感が心地よい。
タイトルにも「時計坂」とあるが、本作において時計は異世界の象徴、或いは異世界と現世を繋ぐものとして機能する。貴方も時計のコチコチという音に耳を澄まし、いざ不思議の園へと足を踏み出さん。
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