ツィルケルトレーニング
ところ変われば、ゴミ変わる ── 。
ドイツのお話でございます。正確には旧、東ドイツのゴミ。それは体育教育の現場からドドッ、と出てきた「競技用具」の山なんですねぇ。
ナニせ東ドイツ、冷戦時代は(国家意識高揚のための)スポーツ立国政策が貫徹されておりました。あんな小さな国ながら、オリンピックじゃ驚異的な強さを見せつけ、もちろんメダルも獲りまくり^^; でした。
で、ドイツ統一。
鼻息荒かったスポーツ強化戦略も先細り、歳月は経過。使い古して廃棄される(多くは室内用の)体操教具だけが遺(のこ)されたんであります。
その「ゴミ」をですね。使えるところは棄てずに活かそう、っつのがこの《ツィルケルトレーニング》。
※「ツィルケル」とは「環」。英語で言うところの「サークル」もしくは「サイクル」を意味します。
天然皮革や帆布素材は技アリ職人らの丹念な造作によるモノで、世紀を超えても“使える”部分が多い。そこに民間の皮革加工メーカーが目をつけたワケですね。
修練の技と努力の汗が染みついた素材は、あらたな世代のバッグ、財布などとして生まれ変わります。
たかだか1年間のスポーツ教育予算を減らす減らさないでカリカリするどこぞの国民と違い、知恵をしぼり、出来ることから積み上げて教育財源に還元していこう、という清貧でピュアな心意気は立派!と言うしかございません。
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