ナジャ
ナジャ
シュルレアリスムの親玉、フランスの詩人アンドレ・ブルトンの日誌のような小説(1924)。
なにげなく出会った女性ナジャとパリをふらふらし、「きみは誰?」「わたしはさまよえる星」と、会話になってるようななってないようなやりとりを交わしつつ、つまらぬ事物にも暗示が満ち満ちていることを実感する幸福な日々が記録されている。
なにもかも唐突の感があるのですが、ヒロインとの別れはいきなり。いきさつの説明あっさり。なんてワガママな本なんだ。けれども、何かに心を惹かれ、心が離れていく切なさ美しさを余すところなくとどめた名著です。
このキーワードを共有する
-
メイン
つながりキーワード (3)
アルゴールの城にて
- (gallop)
かのアンドレ・ブルトンをして「シュルレアリスムの帰結するところ」と言わしめた、ジュリアン・グラックの処女小説。 物語は、森ふかくにある古城、アルゴールの城を買い受けたア...
シェルタリング・スカイ
- (ぬほりん)
モロッコ在住の伝説の作家、ポール・ボウルズの原作でベルナルド・ベルトルッチが映画化した。 原作、映画、どちらも印象深い。モロッコのイメージのかなりの部分がこれに影響を受け...
Hand of Fatima
- (ぬほりん)
「ファティマの手」と呼ばれるお守り。モロッコを始めとするイスラム諸国でドアノッカーやアクセサリーとして見られる。 ファティマというのは預言者ムハンマドの4女で、4代目カリ...




アルゴールの城にて
Hand of Fatima...
シェルタリング・スカ...


