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もどり橋

1988年にNHKで放送されたドラマ。「鶴の恩返し」をベースにした、市川森一の脚本。京都の西陣あたりにある一条戻橋で、小学生の少年が大人に変身して、若い女の先生に恩返しをする物語。大人に変身した少年は先生と結婚する約束をするが、「鶴の恩返し」が悲しい別れで終わるのと同じで、それはできなくなる。二人だけの結婚式になるはずの夜、先生が一人で待ち続ける幻想的な場面がたまらない。学芸会の練習を見ながら泣いてしまう先生に、こちらもつられてしまう。美術が凝っていて、先生役の樋口可南子の美しさを引き立てている。三枝成章(成彰)の音楽もいい。笑える欠点は、設定で20代半ばの根津甚八が、どう見てもオッサンすぎること。

ドラマの中で戻橋ということになっている橋は時代劇のロケでもよく使われる流れ橋か。本物の一条戻橋はちょっとショボい。また、ノスタルジックで印象的な廃墟は琵琶湖畔にあった“幽霊ビル”だと思う。

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もどり橋

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サボタン

コメント (4)

2010/01/02

mugi 私もこのせつないテレビドラマ、忘れられません。。。。最後に少年の実際の両親がお座敷芸人(お母さんが東てる美だった)ででてきて、四条河原町あたり??のタバコ臭いお座敷のインモラルな感じも、鋭くて、のよかったです。 このころのNHKドラマ,みんなレベル高かったですよね。 九州、柳川あたりから熊本あたりが舞台の女の一代記みたいな土曜ドラマもおもしろかったんだけどなー、音楽もよかった、でも思い出せない。。。覚えていたら教えてください。

2010/01/03

サボタン 最後のお座敷、ほんとインモラルって感じですよね。見てるだけでタバコ臭いし。幻想と現実のものすごいコントラスト。九州が舞台のドラマは分かりません。テレビドラマデータベースで探せば見つかるかもしれませんよ。

2010/01/05

もえぎ  記憶が不確かですが、このドラマは芸術祭参加作品ではなかったでしょうか?私は当時、昼間の再放送で見て、仕事仲間で話題になったのを覚えています。ストーリーはすっかり忘れていましたが、再びYouTubeで見られるとはビックリです。廃墟の中、女性が灯る蝋燭に囲まれたシーンが強く印象に残っていました。

2010/01/06

サボタン いい作品ですよね。でも、なんにも受賞してないみたいです。芸術祭参加作品かどうかも確認できませんでした。YouTubeの視聴は自己責任ということでヨロシク。ドラマの途中で聞こえてくる、浅川マキの「赤い橋」もあったりします。

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