パーシー・ジャクソントオリンポスノカミガミ ヌスマレタライゲキ
パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々 盗まれた雷撃
この数年、ハリー・ポッターのメディアミックス的な大ヒットで、その柳の下のドジョウというわけでもないでしょうが、
次々にファンタジーの名作が映画化され、なかでも「ナルニア国物語」、「ライラの冒険」はその有力作品とみられていましたが、いずれも2作、1作で継続を断念。
「ロード・オブ・ザ・リング」の大ヒット以外、そのブームの次期牽引車はいないのかといった有様でしたが、ここにきて2本の映画化で、揚力候補が名乗りを上げるようです。
ひとつは、「ダレン・シャン」、半分だけバンパイヤの少年の冒険物語。こちらは日本でも原作がかなり広く読まれていますから、もう皆さんご存知の作品。
2010年3月には映画が公開されるようで、既に公式サイトが立ち上がっています。
もうひとつが、このパーシー・ジャクソン。こちらも原作は、5冊まで刊行済み。
なんと、ギリシア神話の神々がアメリカに移り住んできていて、その神々と人間の間のハ―フの子どもたちを英雄に教育するための訓練所が舞台で、そこから仲良しの三人組で冒険の旅に出るというもの。
神々がすぐ自分たちの隣にいるという発想は、カルト小説のニ―ル・ゲイマンの「アメリカン・ゴッズ」と良く似た発想ですが、あちらほどすぐそばにいるわけではありません。物語の組み立ては、主役の男女に狂言回しのような3人目が加わるという、児童文学では定番のパターン。毎回の冒険はなかなか手の込んだミステリ仕立てで、読み出したらなかなかやめられません。第1作の映画化が、日本公開されるようです。
また著者、リオーダンの息子さんは学習障害(LD)があるらしく、自身も教員経験があり、ADHD(注意欠陥・多動性障害)の子供たちと 接したことがあったため、主人公のパーシー・ジャクソンは学習障害で、特にその中でも読書障害(ディスレキシア)という障害を持っていることになっています。というか、神との間の子はみんなその障害があり、英語は読むのが困難ですが、古代ギリシア語なららくらく読める、というのもそちらの世界の人間だからという趣向になっていて、こういう見た目にわかりにくい障害の子たちを励ますという意味合いも込められています。
- 商品名: パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々 盗まれた雷撃
- 価格: ¥1,995
- 著者: リック リオーダン
- 出版社: ほるぷ出版
- 発売日: 2006-03
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- 2010/02/22更新
- 2010/01/07登録
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