茨木のり子
<自分の感受性くらい>
ぱさぱさに乾いてゆく心を
ひとのせいにはするな
みずから水やりを怠っておいて
気難しくなってきたのを
友人のせいにはするな
しなやかさを失ったのはどちらなのか
苛立つのを
近親のせいにはするな
なにもかも下手だったのはわたくし
初心消えかかるのを
暮らしのせいにはするな
そもそもが ひよわな志にすぎなかった
駄目なことの一切を
時代のせいにはするな
わずかに光る尊厳の放棄
自分の感受性くらい
自分で守れ
ばかものよ
---------------------------------------------
今の日本に向けて書かれた詩みたい。
もちろん自分に向けても。
中学か小学校か忘れたけれど
国語の教科書に
この詩が載っていて
ものすごく衝撃的だったのを
記憶しています。
併せて、茨木のり子さんの
写真もものすごく強そうで。。。。
- 2010/01/12更新
- 2010/01/12登録
- 3020クリック
このキーワードを共有する
-
メイン
つながりキーワード (1)
茨木のり子詩集
- ( 小夏 )
現国の教科書に載っていた「対話」という詩が、茨木さんとの出会いでした。 鮮烈な言葉の数々には幾度も心を揺さぶられ、涙することもありました。 数年前、お亡くなりになったとい...







鎌倉・紅谷 くるみっ...
赤福の洋菓子 和菓子
一生太らない体のつく...
わさびマニア 刺激わ...


