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Dear Doctor

ディア・ドクター

『ゆれる』の西川美和監督作品。
主演:笑福亭鶴瓶
出演:瑛太 余貴美子 井川遥 香川照之 八千草薫

西川監督、鶴瓶師匠、瑛太さん、ブルーリボン賞おめでとうございます!! ※ネタばれ含みます


すごいものを観た、と思った。
経験値の少ない私では、この映画を噛み砕けない。
でも、確実に心に引っかかっているのです。


あらすじ↓
 研修医の相馬(瑛太)は山間の小さな村の診療所にやってきた。
 そこでは伊野(鶴瓶師匠)が看護師の大竹(余)と共に、日々村のお年寄りの診療を行っている。
 診療所に来られない人の家にボランティアで足を運んだり
 診療時間を過ぎた夜間にも診療したり。
 医師のいなかった村にやってきた伊野は、
 誰よりも尊敬され神のように崇められた。

 突然の伊野の失踪。
 そこに隠されていた嘘とは…


感想↓ ※ネタばれ含みます
●プロになるには技術が必要だ。でも本当に心に響くのは技術ではなくそれを使う人の心。
 確かな技術より、不細工でも寄り添う心が人を救うこともある。
 私は技術もまだまだだけど、その心もまだ未熟だなぁ。

●嘘の定義って難しい。
 真実・本物のふりをして、ふるまうことが嘘?
 嘘は共有して信じ込めば真実にすりかわるのか?
 真実だって、疑いの心で見ればたちまち嘘に見えてくるかもしれない。

●この映画で私がキーだと思ったのは孤独。
 孤独な気持ちを救えるのは、似た重さの孤独を知っている人。
 誰にも心を明かせない孤独。
 明かせない、と思っている弱さ。
 弱さゆえに支え合い赦し合う。 強いふりをする。
 
●出演者の表情や背中がすごかった。
 セットじゃないでしょ?っていう生々しさがあった。台所のシーンが特に。
 

重くもなく軽くもなく、
ただ日常にも潜む危うさを心にねじり込まれる。

そんな映画です。
 
 

ディア・ドクター

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ライム
  • 2010/02/21登録
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