ヒャッキエンズイヒツ
百鬼園随筆
漱石門下の異才、内田百閒の随筆集
独逸語の先生のくせに独逸大使館から依頼をうけた
会合の席で独逸語を話すのも聞くのも面倒なので分からないフリします。
でも相手に独逸語が分かることがばれそうになって不機嫌になります。
こんな偏屈じいさん、大好き。
とくに日々のちょっとした腑に落ちない出来事や
造酒屋での幼少期の思い出の断片を淡々と書いた短編が好きです。
最後の一行を読んだ後には、
寂寞とした景色の中に佇む百閒先生の姿が思い浮かびます。
私の頭の中でその姿は
4コマ漫画のサザエさんの最後のコマに描かれる
呆れたような諦めたようななんとも言えない表情の波平さんとシンクロしてしまう。。
ちなみに表紙は芥川龍之介の絵
- 2010/02/16更新
- 2010/02/16登録
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