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子どものための自分の気持ちが「言える」技術

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タイトルが説明調で、しかも対象が子どもなのか、それとも子育て中の親なのか曖昧で、ちょっとひっかかかりがあるのですが、上手に自己表現をするための「アサーション」を、良好な親子関係のなかで培っていこう、という本です。子ども向けというわけではなく、子どもと大人のための本です。内容やわかりやすく実際的で、著者の主張もはっきりしていてすごくいい本です。お勧めできます。

前書きの中で、著者が書かれているように、既刊の『図解 自分の気持ちをきちんと<伝える>技術』が大人向けであり、読者から子どもに向けてアサーションをどう獲得していけばいいのかという希望・要望が多くあり、そのためにかかれた本です。

「とくに子どもは、十分に言葉を使いこなすことができませんので、感情や身体を精一杯使って、いろいろなことを伝えようとします。
大人にとって、ただ「泣いている」「黙っている」としか見えない表現や、ほんのひと言でも、子どもはその方法しか持ち合わせていないだけで、じつはさまざまなことを同時に訴えています。それを大人は、わかりにくいとか、大人の言い分を分かっていないと苛立ったりします。
大人と子どもの表現や理解のずれは仕方がないことなのです。それを近づけるのが大人の役割でしょう」(「はじめに」より引用)

この文章、子育て中の親なら、みんなズキッと来ますよね。

子どもにとって、自分の思いを言葉にうまくのせて伝えることができないのは「ことばの技術」の問題でしょうから、その部分を埋めるのがアサーションというものだと思います。けれども大切なのは、ただ単にアサーションを「知識」として学ぶのではなく、成長過程にある子どもが人とうまくやっていける自分をイメージし、自己肯定感を持てるように「育てる」ことがとても大切だと思います。
親がアサーションを理解していないのに、子どもそれを押し付けるのは酷ですよね。この本を読んで、そんなことも感じました。

今の子どもが、失敗を過度に恐れる傾向が強いのは、まぎれもなく親も同じ傾向を強めているからだと思います。子どもはやっぱり「鏡」なんですよね。
時折この本を開いて、自分のフリを直したいと思います。

子どものための自分の気持ちが「言える」技術

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wahei
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  • 商品名: 子どものための自分の気持ちが技術
  • 価格: ¥1,260
  • 著者: 平木 典子
  • 出版社: PHP研究所
  • 発売日: 2009-08-27
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  • 2010/02/17更新
  • 2010/02/17登録
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コメント (4)

2010/02/18

くるやま 平木典子先生の書籍は仕事でも大変役に立ちます。アサーションそのものは出来るようになると相手も自分も大切にする気持ち良いコミュニケーション方法だと思います。ただ、日本人には主張する文化があまりない分、咄嗟に出てこないな、と思いました。 練習あるのみって感じです。

wahei くるやまさま、コメントありがとうございます。平木典子先生の本は「カウンセリングの勧め」(だったかな?朝日選書の)2冊では読んでいたのです。最近ではすっかり「アサーション」の平木先生という感じのようですね。技術もさることながら、先生の人間理解が厳しく、かつ暖かいところがとても魅力的だなと感じています。

2010/02/20

くるやま ちなみに、僕はアグレッシブな伝え方になってしまいます。ついつい、、、 自分の主張をわかってのしいあまり、揚げ足取ったり理詰めにするのが特徴です。言ったあとで周りの人も嫌だろうなと感じることすらあります。

2010/02/21

wahei 僕の場合は、子どもが生まれるまでは、アグレッシブ一本槍でした。子どもとの関わりの中で、自分のやり方が通用していないと感じたり、問題を引き起こすことが多いなと思っていました。まわりが大人(いわゆる対等な関係)ならともかく、子ども相手にアグレッシブになってしまうのは、やっぱりフェアじゃないと思います。 でも、一方でアグレッシブな自己表現が求められる場面もあって、いちがいにどちらがいいとか、どちらが悪いとはいい切れない。「アグレッシブ」と「非主張的」というのは二項対立する関係ではない、と考えています。

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同じく平木典子さん著書 実際にワークするように書いてあるのでテキストですね。 ノートとペンとこの本と。 ゆっくり自分と向き合いたい方におすすめです。 以前登録した、...

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