こうろ
航路
ちょっと前、側頭葉を刺激することによって人為的に臨死体験を経験することが可能なんだっていうのをテレビでやってました。生体離脱・人生回顧・神の姿(無神論の人は肉親など親しい人の姿)を見る被験者たち。「ワタシって生体離脱が得意なの~」という人は、なにかの拍子に自分で側頭葉刺激するすべを覚えた人なのか、と思って興味深かったです。
で、まぁこの小説は、そういった臨死体験のお話。というと、いかにもうさんくさげ~ですが、そんなことはなく、いつかは誰もが辿り着く「死」というのものに、真摯に向き合った小説であります。
序盤はちょっともたつきますが、「アメリカの宮部みゆき」と評されるだけあって、いったん物語の渦のなかに巻き込まれたら、もう抜け出せません(笑)。
ER(テレビドラマの)好き・映画好き・英文学好きだと
より楽しめるかも。
久々にうるうるしながら本を閉じました。
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