ミニブルデザインストーブ
MiniBullDesign Stove
アルコールストーブ好きなら、一度聞いたことはある名前かと思います。
ミニブルデザイン(MiniBullDesign/MBD)。
米国のメイン州に住むティニーと称するおぢさんがやってるガレージショップです。
ユーチューブでもマメに情報発信しているし、ハイネケン缶でいろんなクッキングポットを作ってる、面白いおぢさんです。
彼のお店から、BIOS 3(バイオス・スリー)、Atomic(アトミック), Mini Atomic(ミニアトミック)の三品と、ハイネケン缶ベースのポットを購入したので、簡単に紹介します。
BIOSは、非常に丈夫なバドワイザーの缶を内側に織り込んで二重化して、炎を出すための穴をワキにあけた、ゴトクの要らないサイドバーナータイプのアルコールストーブです。
プライマー用の火口ヒモが巻いてあり、プライマー用の皿が必要が無いのが特徴ですが、プライマーを使った方が地面を傷つけないし、より本燃焼までの時間を短縮できるので、用意した方がいいです。空き缶のフタや、アルミホイルの残りキレ程度で大丈夫です。
本品は炎が大きく広がるのでMBDのハイネケン缶ポットには不適切で、エバニューの600mlチタンポットで実験しました。鍋底が12cm以下だと、炎が鍋の周辺に流れて、取っ手が焦げたり、効率よく鍋内を温めないので、スノーピークの600mlチタンカップ等は止めた方がいいと思います。
室温17度、水温15度、アルコール30mlで、4分で沸騰に達し、12分36秒で火が消えました。
30mlのアルコールから、すこしプライマー用皿にもこぼし、火口用ヒモにもアルコールを染み込ませ、なるべく早く本燃焼に到るように準備した上で作業開始し、40秒ほどで本燃焼しました。それからポットを乗せます。
本燃焼に到る前にポットを乗せると火が消えてしまうので、ご注意ください。
MBDサイトでは、最大2ozまでアルコール注入可と書いてあります。
アトミック、ミニアトミックは、MBDのメイン商品のようですが、MBDが力を入れて販売しているハイネケン缶ポット用にデザインされたストーブなので、他のポットを使っているユーザーには、不向きのストーブかと思います。
底の細いハイネケン缶にヒットするよう、炎を出すための穴を、中央に炎が集中するようにヘリに空けてあるのが、写真で確認できるかと思います。
アトミックとミニアトミックの違いはサイズだけで、アトミックは通常の350ml(米国サイズは少し異なると思いますが)のビール缶、ミニアトミックはレッドブルの小さい缶(135mlほど?)をベースにしてます。
以下の実験は、MBDのハイネケン缶ポットとゴトクを使って行いました。写真は別ページで紹介します。
アトミック
室温17度、水温15度、アルコール30mlで、7分38秒で沸騰に達し、13分で火が消えました。アルコール注入量はMBDサイトでは最大3oz。
ミニアトミック
室温17度、水温15度、アルコール30mlで、7分30秒で沸騰に達し、12分で火が消えました。アルコール注入量はMBDサイトでは最大1oz。
この二つの品も、プライマー用の火口ヒモが巻いてありますが、それにアルコールを染み込ませた程度の火力では本燃焼までナカナカ手間が掛かるので、プライマー皿を用意した方がいいです。
両品ともゴトクを使うので、本燃焼を待たなくてもポットを乗せられますが、実際は本燃焼までナカナカ手間がかかり、コツを覚えるまで正直面倒です。
燃焼パターンは、大きなアトミックの方が効率よく一点に集中します。
ミニアトミックは、炎が集中せず、わりとポット周辺に流れてしまうので、ポットを移動させる時は手袋なりを利用して火傷に気を付けた方がいいです。
鍋底一点に集中して加熱するので、スノーピーク600mlのマグに丁度良さそうですが、MBDデザインのゴトクはハイネケン缶ポット専用なので、微妙に合いません。
極めてプロパラエタリーにデザインされた製品と言えるかと思います。
ちなみに、同じ条件で、トランギアストーブでも実験してみました。
MBDハイネケン缶ポット/ゴトクで、沸騰まで8分11秒。
エバニュー600mlチタンポット・B25用ゴトク TR-281で、沸騰まで7分40秒。
トランギアで30mlのアルコールの最大燃焼時間は、本実験内では12分36秒でした。
BIOSは本燃焼に到るまでの手間にコツが要りますが、覚えてしまえば、非常に火力が強い製品で、なおかつ軽いのでお勧めです。
アトミック、ミニアトミックは、MBD製品に特化したストーブで、なおかつそんなに火力も強く無いので、トランギアを利用するか、自作のペプシ缶ストーブで十分でしょう。
ティニーおぢさんは面白いおっさんで、変わった実験や、面白いアウトドア料理をYouTubeで多々公開してて、ワリカシ好きだったんですが・・・
訂正もしないで前言を翻したり、自分に都合の悪いコメントは削除したりしてます。
ショップとして製品紹介を行うビデオで、「それはいかがなものか?」って感じなんですね。
ここ最近も、ライターの紹介ビデオで、電子式ライターをほめまくり、フリント式ライターの方が安心ってコメントを書き込むユーザーには、「時代遅れの技術だよ」と嫌みのリプライを書いてたのですが・・・
その次にポストしたビデオでは、異様にフリント式を褒めて、自分が電子式を薦めてたのスッカリ無視してたと言うか・・・
電子式ライターは、2000m以上の山や厳寒環境では不適切なのは、登山をする人の常識と思いますが、どーなんだろ・・・
メイン州には2000m以上の山が無いってことなのか、おぢさんが常識を知らなかったのか、分かりませんが・・・
http://www.youtube.com/watch?...
2/19のビデオでは、YouTubeの広告をクリックしないと俺に金が入らないし、ビデオ配信を止めるとか脅してました。
変わったおぢさんとは思ってましたが、どうやら本当に変な人になっちゃった感じがします。
ちょと残念です。
その他の写真は下記でご覧下さい。
http://www.kanshin.com/diary/2078075
- 2010/02/20更新
- 2010/02/20登録
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