オーシャンズ
オーシャンズ
『アース』『ディープ・ブルー』を越える、
史上最大のドキュメンタリープロジェクト。
という触れ込みで、
最新の映像機材と最高技術を持ったスタッフにより、
「海とは-」という途方もない問いかけに答えるための
史上最大のネイチャードキュメンタリー作品とのこと。
ワクワクしながら映画館に行ってきました。
個人的にはうーん、残念。
実に主観的な内容となってしまっていました。
映像って、それにつけるナビゲーションや音楽、カットの選び方で
同じものでも様々な印象を観る人に与えます、
それが人間以外の素材であるならばなおさら。
とりわけムッとしてしまったのは、
敬虔な気持ちで海を見つめ、絶滅した生物を悲しむキャストは白人。
残虐な漁のシーンで、長靴で生物を踏みつけ、海を赤く染めるのは日本人。
ここでも、日本人の食文化は無視して、ただ鬼畜として描くのだなと。
環境保護だのロハスだの言う前に、
相互理解によって、環境汚染の大きな要因である人間が
しょうもない争い(環境汚染そのもの)をしないようにする方が
よっぽどみんなを幸せにするんじゃないのかなぁ。
こんなメッセージの発し方をする映画を、
東京映画祭のオープニングに持ってくる人々の呑気な思考にも立腹。
自分だけは「鬼畜な食文化を持つ日本人とは違う」とでも思っているのでしょうか。
他の生物の大切な命をいただいて生かされているのが人間であって、
その命に重さ軽さがあるという認識があるほうが罪悪だと思っている私には
かなり耐え難い、エゴ感に溢れた作品でした。
いつもより言葉に毒がある自覚はあるのですが、素直な感想です。
不快に思われた方、ごめんなさい。
【追記】
映画の中でもっとも残虐なシーンだと思われる
アジア人(多分日本人)にヒレを切り取られたサメが海に沈んでいくシーン。
あのサメ、ロボットらしいです、それってヤラセって言うのでは・・・。
http://www.asahi.com/showbiz/movie/...
- 2010/02/22更新
- 2010/02/22登録
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