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ウルトラバロック・デプログラマー

ウルトラバロック・デプログラマー

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原作:いとうせいこう「解体屋外伝」
漫画:浅田寅ヲ

精神世界を様々な方法で行き来しながら人を操り、助け、破壊する者たちのお話。登場するのは解体屋(デプログラマー)、洗濯屋(ウォッシャー)、錠前屋、構築屋などさまざま。主人公はかつて伝説的な解体屋だった人物の2代目。先代よりもさらに上を行く力を持っていたかもしれないが、敵対勢力(サイキック・ワークス)に捕まり、精神を徹底的に破壊されていたため、以前の記憶や技術などをなくしてしまっているが・・・。

精神世界に入り込んで仕事を行うところなどは、名作「ペット」と共通するところがあるかもしれませんが、「ペット」では超人的な「技」のように描かれていた部分が、より詳細に「技術」として描かれているところでしょうか。個人的にそれを強く感じるのは「三分割法」のくだり。解体屋の技術なのですが、自分自身を外界を司る自分と、精神世界の戦闘者である自分と、メインの自分に分割するものです。また、触れることで精神世界に入り込むことができる「ペット」と違い、催眠をベースとしているため、主に音声を使って相手の精神世界に入り込みます。その音声にも多種多様なものがあり、それが技術のレベルにも反映されていたりなど、細かな伏線や物語上の戦略を演出しています。

小説の漫画化は往々にして失敗していような気がしているけれど、これについては原作をまだ読んでいないからなのか、なんとなく漫画化したことで内容が薄くなることなく、独自の世界をうまく描写できているのではないかと思います。

あえて苦言を呈するならば、漫画の絵は好き嫌いの分かれるところかもしれません。個人的には前から知っていて、見やすい絵とは思いませんが嫌いじゃなかったので問題なかったです。あと、ストーリーも若干難しいかも。

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ROUTE 436
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  • 著者: いとう せいこう, 浅田 寅ヲ,
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  • 2010/02/24更新
  • 2010/02/24登録
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