白隠禅師の健康法
日経新聞の私の履歴書で、細川護煕氏の巻を読んで白隠禅師のことが目に留まったので、『白隠禅師健康法と逸話』(日本教文社)を買いました。
白隠禅師は500年に一人の名僧といわれたほどのひとで、深い悟りと医療のない江戸時代の多くの病のひとびとを救ったそうです。
健康法の要点は、内観法と軟酥(なんそ)の法という複式呼吸と精神集中(副交感神経調整?)を組み合わせた手法で、難病や慢性病に効果があるというものです。かつては不治の病であった当時の結核を克服した例が多数あったとのことです。
この健康法、いってみれば単純なのですが、継続と精神力を要するので、何と奥深く難しいともいえそうな方法です。本人次第で絶大な効果を示す場合も挫折する場合もありそうです。
内観法と軟酥の法はただの複式呼吸でからだを調整するのではなく、ヨーガや仙道と同じ類、というより、ほぼ同一といえそうです( http://taonaitan.exblog.jp/i2/ )。これは、中村天風( http://ja.wikipedia.org/wiki/... )がインドでヨーガに出合い、悟りを開いた後、不治の結核を治し、その後超能力を発揮する逸話にも通じるものがあります。究極には輪廻転生も見えてきそうですが・・・。
この本にある白隠禅師のことばを紹介しましょう。意味はよく理解できなくとも何度も読み上げれば、効果があるというものです。ほんとうは、病気治療も宗教教義も悟りも区別する必要がないのかもです。
内観の法
① わがこの気海丹田腰脚足心、まさにこれわが、本来の面目、面目何の鼻孔かある。
② わがこの気海丹田、まさにこれわが本分の家郷、家郷なんの消息かある。
③ わがこの気海丹田、まさにこれわが唯心の浄土、浄土なんの荘厳かある。
④ わがこの気海丹田、まさにこれわが己身の弥仏、弥仏なん法をか説く。
延命十句観音経
観世音 南無仏 与仏有因 与仏有縁
仏法僧縁 常楽我浄 朝念観世音
暮念観世音 念念従 心起 念念不離心
私は特に不健康なことはありませんが、この健康法にあやかりたいと思ってます。
- 2010/02/28更新
- 2010/02/28登録
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