かいてんもくばのでっど・ひーと
回転木馬のデッド・ヒート
この短編集はすべて実話をもとにしたノンフィクションに近いフィクションだと著者ははじめに語っています。
普通の人々の日常の中の歪みというか、なんだかなぁっていう不思議な出来事が書き綴られています。
私は『レーダーホーゼン』というお話がお気に入りです。内容はというと『著者の奥さんの友達の両親の離婚の話』です。浮気相手も愛人も借金問題もDVも取っ組合いの喧嘩もありません。そしてこの話にはオチというオチもありません。だけど、そうそう・・・そんなもんだよね的納得感が得られます。(多分)
物語の全ては村上春樹のキメ台詞『うまくいえないけど・・・』の世界です。なんか一篇読むごとに『ふぅ・・・』と窓の外に目をやってしまいます。雨の休日の午後に読みたい?そんな一冊です。
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コメント (5)
2002/11/11
フロム これ一番好きな作品の一つです、理由はね、他の村上作品と比べて印象の残り具合が強いんですよ。
蟹を食って吐いた男の話とか、英語の教材売ってた男の話とか、やっぱ小説は印象に残って何ぼかなあとか
山野ウサギ そそ!あとを引くんですよね。
エティエンヌ ”今は亡き王女のための”と”プールサイド”が好きです。人生の折り返し地点を曲がった自分としては”プールサイド”、しみますね。
フロム そう、他の作品はレベル高いけど、なんていうかイマイチ登場してくる奴が印象に残らない。これは村上春樹の致命的な欠点の一つだと思います。まあウシカワとかよくできてると思うけど。
2002/12/05
さいもん これIN POCKETという雑誌で連載していたんですが、収録しなかった作品があるんですよね。
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村上春樹
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村上春樹は「風の歌を聴け」から始まる。 そこで展開されるのは、掠れた・・魂の極北のような文体 限界に追いつめられた人間(あるいは世の中のシビアさを味わった人間)にと...
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村上春樹『沈黙』
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