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小樽文学館

小樽は北海道でも有数の観光地である。

運河を散策する。鮨を食べる。ガラス工芸が云々。
それだけじゃない変なおもしろい場所を見つけた。

その場所は小樽文学館。その名から想像される存在とはほど遠いものでありながら、いいのだ。

普通各地の文学館といえば、立派な建築物がど~んと建っていて、その地に縁のある文学者の歴史資料が、きれいきれいに飾られているわけだ。

ところがここは違う。

建物は歴史がありそうなのだが、近所にならぶ歴史的建造物と比べると、まったく普通っぽい老朽化ビルの趣。(個人的には好きな風情だが、所謂”小樽的”には全く評価されなさそう)

内装がこれまたすごい。予算がないんだろうな~、ってのが一発でわかる手作り。勘違いしないでいただきたいのだが、これはほめているのである。

展示物も興味深いものがある。

小林多喜二のデスマスク。拷問死に至る流れを読んで、その写真を見た後に出てくるから迫力満点。しかも、「触れていい」というんだからね。すごいよ、ここは。

伊藤整の書斎が再現されているのだが、ここもらしい解説が加えられている。すべて手作りだから、ココは適当にそろえましたとか、ココは正確ですとか、ココは触れてもいいですよとか。

企画展もなかなかいい。喫茶店がテーマだったり、ちょっと前は植草甚一がテーマだったと言うから、そのセンスは何となく見えてくる。

古本がドネーションによって配布されている。これはなかなかステキな試みであって、感心させられた。私も次回は本を持っていこうかと思う。詳しくはこちら、下の方の「小笠原克記念基金の趣旨とご報告」で。
http://www4.ocn.ne.jp/...

入口横には、植草甚一の企画展の名残「JJ's Cafe」が残されている。セルフで珈琲が飲めるのだが、これもドネーションにて。

なかなかいいセンスだなと感心しきり。まあ、どこがやってもいいというわけではなく、ここのこれまでの経緯ならではなんだろうが。

小樽文学館

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miles
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  • 2002/11/11更新
  • 2002/11/11登録
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コメント (2)

2002/11/12

kochi 児童文学のコンテストとかやってたりしませんか。そんな記憶があるんだけど。

miles 小樽市が関わってますから、ここもなにか関係したかもしれないです。http://www.ehon-ej.com/funtagy.html

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