チョットエドマデ
ちょっと江戸まで
津田雅美さんの最新作。
元々は、彼氏彼女の事情から好きになった津田さん。
彼女の作品はそれ以後、ずっと買っています。
この「ちょっと江戸まで」は、
もしも江戸時代が現在も続いていたら?という設定のもとで、
徳川御三家のひとつである水戸家の若君と、
旗本である桜井家の娘・ソウビ(いわゆる不遇な生まれ有)との
気ままな大江戸ライフを綴ったコメディ漫画です。
若は、可憐な少女といった顔立ちで、お茶目(過ぎ)。
一方のソウビはクールな美男子オーラを持つ男前な性格。
共通するのは、やる時はやるおバカキャラ(ヲイ)。
そんな二人と周囲を取り巻く人たちと
様々な騒動の中でドタバタしながら、ふたりが成長していく感じです。
1巻では、生まれが複雑なソウビが桜井家に引き取られ
血の繋がる兄と会ったり、風変わりな若様と出会う中で、
冷えていた心が少しずつ暖かくなっていく過程が
描かれていて、最初の方は地味な展開ではありましたが
読んでいくにつれ、じんわりと広がっていくものがありました。
2巻になると、コメディー色が増していって楽しく読めます。
ストーリーの中で江戸の文化や風景を知る事も出来ます。
(とはいっても、平成20年の江戸時代のお話ですがね)
現代とのコラボレーション的なものも面白いですよ。
実際に江戸のままならあり得そうなものが出てきます。
自動販売機とか、ゴシップ新聞とか、
パフェやホットケーキを売る甘味屋とか(苦笑)
歌舞伎の会ではジャ○ーズや宝○とかもチラッと出てきます。
笑い転げられる感じです。
そして最新作の3巻(2010年3月現在)では、シリアスとコメディー部分が
ちょうどいい具合に混ざっている感じ。
犯罪集団のお話なんかは、江戸の(時代劇的な)雰囲気が
たっぷり味わえるし、ソウビと若君を交えた三角関係の話や
お相撲さんが出てくるお話など、今回も楽しませてくれます。
彼カノでもコメディー色はそれなりにあったので
津田さんのコメディーって実は楽しみにしてた人も
多かったのではないかと思います。
今後長く連載が続くといいなぁ…。
- 商品名: ちょっと江戸まで 3 (花とゆめコミックス)
- 価格: ¥420
- 著者: 津田 雅美
- 出版社: 白泉社
- 発売日: 2010-03-05
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- 2010/03/12更新
- 2010/03/12登録
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