オリジナルビデオアニメ クラッシャージョウ サイシュウヘイキアッシュ
OVAクラッシャージョウ~最終兵器アッシュ~
※クラッシャージョウ~最終兵器アッシュ~は、1989年に発売されたOVA作品です。
ストーリー
★『クラッシャー』は、惑星改造から要人警護、果ては政府の極秘任務まで、法に触れない仕事である限り、あらゆる任務を引き受け、そして成功させる、銀河をまたにかけて活躍するプロの技能集団である。
その中でも、特Aクラスの実力を誇るクラッシャーのナンバーワンチーム、『ジョウ』のもとに、バンドーレ宇宙軍が所有する最終兵器『アッシュ』の破棄という任務が依頼された。
現在、『アッシュ』は、その管理責任者であるタニア少佐と共に、ダビドフという惑星に取り残されているらしい。
ジョウは、愛機ミネルヴァ号ともにダビドフへ向かうが、そこは、殺人兵器『クローカー』の巣だった!
はたして、ジョウは、タニアを助け出し、無事、ダビドフを脱出できるのだろうか?!
★高千穂遥先生の冒険小説、『クラッシャ-ジョウ』の外伝として制作されたこのアニメは、筆者イチ押しの傑作です。
最終兵器アッシュを巡る三つ巴、四つ巴の陰謀を下敷きに、『エイリアン2』を思わせる殺人兵器『クローカー』を登場させての緊迫のドラマが素晴らしい。
手が込みすぎのメカデザインと背景美術は、60分そこそこのOVAのために書き下ろされたとは思えないような出来。
作画自体もクオリティ高すぎで、筆者は、この作品で初めてアルフィンがかわいいと思いました。(・・・のわりには、ほとんど活躍はないのですが)
音楽の使い方も非常に劇的です。
★この作品をみるまで、正直、筆者は『ジョウ』に対して批判的でした。
たいして、いい作品とは思っていなかったのです。
あらゆる困難な任務を抜け目無く達成するというクラッシャーの設定に対し、自分たちの事を、『特クラスのクラッシャー』などと自画自賛し、そのわりには『氷結監獄』の見え透いた敵のワナに気づきもしないドジぶりや、突然、アルフィンの前でおどけてみせるジョウの軟派ぶりが鼻についていたのです。(能あるタカはツメをかくすものです)
特Aのプロのくせに、休暇がフイになっただけでゴネたり、宇宙の崩壊をもくろむような超大物の悪役が、騒々しいだけの小娘アルフィンをほしがってダダをこねるようなストーリー展開も、『なんじゃこりゃ?』というカンジでした。
しかし、『アッシュ』におけるジョウのキャラクターは、安彦義和先生の硬派なキャラクターデザイン、そのままのイメージで、まさに不死身のクラッシャーにふさわしいものでした。
1980年代といえば、ラブコメ台頭の時代で、そんな時代の流行もとりいれなければ、というウケねらいはわかるのですが・・・・。
まあ、制作の経緯まで、関係者でもない自分には知る由もないのですが、『アッシュ』は、本来のジョウのイメージをよく投影した傑作である、と個人的には大好きな作品です。
作品は、現在、バンダイチャンネルで配信中です。
- 2010/03/12更新
- 2010/03/12登録
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