ライムスター宇多丸「ザ・シネマハスラー」
映画好きじゃない人にも読んでみて欲しい一冊。
TBSラジオの人気番組
「ライムスター宇多丸のウィークエンドシャッフル」
一番人気(?)コーナー「ザ・シネマハスラー」での
宇多丸氏の激辛映画批評を書籍化したのがこれ。
「20世紀少年」などの大衆邦画に対する論理的
かつ情熱的な口撃が印象的で、番組を知らない人や映画を
あまり見ない人はまずそこから読むと楽しめます。
口調やニュアンスも加わるとさらに面白いので、音声でも是非!
素人でも言えるような浅はかな批評だったら書籍化される程
好評にはならなかったはず。宇多丸さんの批評は徹底して
論理的で説得力があり、言ってることがすごくしっくりくる。
そこからは、下らない映画を何本も撮って一流を気取ってる
どこぞの映画監督なんかよりもよっぽど映画に対する真剣な
思いや愛を感じる。
また、説明が難しそうな微妙な部分に絶妙な例えを持ってきて
非常に分かりやすい形にしてしまうあたり、ラッパーとしてだけではなく、
コメンテーターとしても一流だと思う。批評されている映画を見たことが
無くても楽しめてしまうのは、話自体の構成が優れていて、
それこそいい脚本の映画を見ている様な気持ちになれるからだと思います。
映画好きはもちろん、映画に興味ない人も体験してみて!
映画の楽しみ方が広がるし、きっと友達と映画の話をしたくなるから。
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