ナカダヒロシ
中田 宏
前横浜市長
1964年9月20日に生まれる。青山学院大学卒業後、松下政経塾に入塾。日本新党結成に参画し、1993年、衆議院総選挙にて初当選。連続3期を務める。2002年、当時、政令指定都市の市長では最年少の37歳で横浜市長に就任。2006年再選。2009年横浜市長退任。
現在、「よい国つくろう!日本志民会議」政治委員会幹事長。
2010年4月18日日本創新党を山田宏・斉藤弘らと結党、代表幹事就任。
所属政党
日本創新党(2010~)代表幹事就任
無所属(1997 - 2010)
新進党(1994 - 1997)
日本新党(1992 - 1994)
☆☆☆☆☆☆★改革市長 中田宏参院選スペシャル★☆☆☆☆☆☆
(前略)
私を含む日本創新党の候補者は、その流れにくさびを打ち込みたいと願ってきました。私たちは自治体での経験を生かし、国の理念を語れる政党として誕生しました。選挙期間中は日本が危機的な状況であることを訴え、私たちの政治理念と、それに裏づけされた政策を各地で主張してきました。
私は横浜市長を2002年から2009年まで務めた後、同党の比例代表として立候補しました。
私には国を変える自信がありました。
大都市・横浜の市長をして、数々の改革に取り組み、成果を出してきたと考えるからです。
(中略)
しかし、その訴えを有権者の皆様に浸透させることはできませんでした。
私たちは主要な政党とは異なり、自分たちの考えを伝えることすら難しい状況で戦っていました。その結果は厳しいものでした。大手チェーン、つまり主要政党間の争いに加われず、与党過半数割れという政治的なうねりからも無関係だったわけです。
準備期間が短かったという理由もあります。ですが、有権者への浸透を阻んだ最も大きな要因は、「政党要件の壁」にあります。
現在の法律では国会議員が5人以上いないと政党と見なしてくれません。創新党には国会議員が1人もおりませんから、政党ではない政治団体と見なされてしまうわけです。だからメディアも私たちの主張を取り上げてはくれませんでした。
そのため有権者には直接、訴えかけていくしか戦う方法がありません。でも私の出馬自体が知られていない。必死で訴えてもまるで砂漠に水をまくように霧散していく。無力感に悩まされることもありました。
もっとも、メディアに取り上げられず、ほかの政党と比較評価してもらえないというハードルについては選挙前から覚悟はしていました。
「私たちは比較評価されない。だから絶対評価に絶え得る提言をしていこう」。候補者やスタッフにこう話しました。
それでは絶対評価に耐える提言とは何か。それこそ「理念」です。その理念とは何か。キーワードを挙げるならば「国民の自立」です。
(中略)
このような構想を「分かりやすく」伝えていくことが今後の課題となります。
実は、私は横浜市の市長を任期途中で辞任しています。理にかなった判断だったと何度説明しても、「放り出した」と批判されてしまう。自分の考えを浸透させるのは難しいことです。
ただ今回の選挙で一定の手応えを感じたことも事実です。私は参院議員になるのが第1の目標ではありません。そうであれば、新党など立ち上げずに大政党から出馬していたでしょう。私はあくまで国の根幹を変えたいと願い、草の根の運動を続けてきました。ですから、今回の参院選は新しい政治の「始まり」にすぎません。
☆☆☆☆☆☆★日本の未来を本気で考える中田 宏からのメッセージ★☆☆☆☆☆☆
私は自分が政治家としてどのようなポストに就きたい、という願望はありません。
唯一あるのは、自分が生まれた国、この日本をよくしたいという思いです。
本来、政治家は、国民が、よりよい人生をおくることができるための仕組みを作ることに存在価値があります。そのために、自分の地位はどうなってもいい、なにがなんでもこういう仕組みを作りたい、と多くの政治家が覚悟を決めた時、日本が直面しているさまざまな問題は一気に解決され、よい流れが生まれるのだと思います。
この国がよい方向に向かっていると考えている人はほとんどいないと思います。日本の長い歴史において、けっしてありえなかった犯罪、例えば幼い我が子をほったらかしにして死なせてしまったり肉親をバットで叩き殺してしまったり、あるいはちょっと意見が合わないからといって同級生を刺し殺してしまったり──が日常茶飯事となってしまいました。十数年前は世間を震撼させたような類のニュースが、今や新聞の片隅に小さな記事で紹介されるようなありさまです。
このままでは今の子どもたちにこの国をバトンタッチしてあげることはできません。年金も、もはや返済不可能と言われている財政赤字もそうでしょう。なにより、自分が日本人であることに誇りを抱けない、そして自分の人生を肯定できない人を大量に生み出す国にしていました。私たちは、先人たちから引き継いだ、この素晴らしいな国をメチャクチャにして次の代に譲ろうとしているのです。
では、どうしてこういう事態になってしまったのか、ほぼ答えが出ているといっていいでしょう。つまり、日本人が「日本人らしさ」を失ったこと─。
その国特有の伝統や美徳、風習、感性、それに基づく人生観やさまざまな価値観は、その国の長い歴史の中で自然に育まれてきたものであり、そこに住む人たちにとって、最も適したものであるはずです。
日本は長い歴史をもつ国です。この国に生まれ、生をまっとうした先人たちの叡知の蓄積によって、「日本人らしさ」が形成されてきたといっていいでしょう。
しかし、たった一度の敗戦により、私たちは先人たちから受け継いだ素晴らしい財産を捨て去ってしまいました。その結果が、昨今の世相となってしまったのです。
私は、「日本人らしさ」を回復することによって、今直面しているさまざまな問題を克服することが可能になり、そして「自分はこの国に生まれて幸福だ」という「心のよりどころ」を得られると思っています。
そのための仕組みを作ることが自分の役割のひとつであると肝に銘じ、活動を続けていきます。
(以下2009年秋~宏報より抜粋~)
☆☆☆☆☆☆★改革継続のために自ら退く~先を考えての決断★☆☆☆☆☆☆
まず初めに、横浜市長在任中に皆様から頂いたご指導ご支援に心から感謝申し上げます。
横浜改革を元に戻してはならない。そのために、私は横浜市長を退きました。私が辞した理由はこの一点に尽きます。全て、先を見ての行動です。
一方で、「なるよりも辞める方が難しい」という言葉をこれまで何度も聞いてきましたが、改めてそのことを思います。
「改革継続のために自ら退く」。直接会って丁寧に説明できる方には本旨を伝えることができますが、大多数の方々にはそうした機会がなかなかありません。また、直接話せたとしても、十分な時間を互いに確保できないことがほとんどです。
何よりも行政の仕組みや政治の深層心理を短い言葉で説明することの難しさを感じました。複雑な内容だから簡単に説明しにくい、というのはこちらの甘えであり、いかにわかりやすく伝えるかという能力を磨かなくてはいけないことを痛感します。
市長として最後の仕事は、改革を元に戻さないようにすること。私は、当初から「2期8年でやるべきことをやって退く」と決めてましたから、先を見て行動していく必要があります。何よりも望むことは、改革を継続する新市長が誕生することですが、行政は私物ではありませんから、意中の人に禅譲できるわけではありません。現実には、改革を元に戻そうとする市長候補が擁立されるリスクを減らすことです。となると、「改革逆戻し」の政治勢力が手ぐすね引いて待っている来年3月の選挙では、極めて高いリスクになってしまいます。
私は、これまで常に自らではなく公を優先してきました。十分に伝えきれないまま、公のためになっていないような誤解があるなら残念ですが、自ら辞することで私に対する批判は覚悟の上です。全ては、改革継続のために先を考えての決断です。
私は活力あふれる力強い日本の国をつくりたいと常に思ってきました。人々の間に底知れぬ閉塞感が漂う日本を生まれ変わらせなければなりません。そのために、これまでにない、新たなプロセスで政治を行っていこうと決意していますが、その時間が長々とあるわけではありません。
先を見て、やるべきことをやる。なるべく早くやり終えて、次なる挑戦に着手する。
皆様には、日本の為に引き続きご指導ご支援を賜りますよう心よりお願い申し上げます。
(以上抜粋)
よい国つくろう!日本志民会議
日本創新党
新党の理念は「依存から自立へ」
「政治家の都合による政党」ではなく「志ある国民の手による新党」を目指し中!
☆3つの理念☆
「経済の自立」「地方の自立」「国家の自立」
2005年世界経済フォーラムからYoung Global Leader(若き国際的指導者)に選出
2006年第23回ベストジーニストアワード協議会選出部門
2007年第26回ベストファーザー賞受賞(イエローリボン賞)
2010年3月5日 フランスの最高国家勲章「レジオン・ドヌール勲章シュヴァリエ」受章
文献
『行革のレシピ : 日本の料理法NZ風』読売新聞社、1997年11月
『なせば成る : 偏差値38からの挑戦』講談社、2003年11月
『中田主義—僕の見方、考え方』講談社、2006年4月
Japanist(ジャパニスト)~日本を知ることで、日本人としての誇りを醸成する~
●A4 128ページ オールカラー ●定価/700円(税込み) ●季刊
●発行会社/ジャパニスト株式会社 ●コーディネーター/中田 宏
●編集長兼発行人/高久 多美男 ●マーケティングディレクター/小島 伸浩
●発行会社/ジャパニスト株式会社
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