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イヴの時間

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 「あなたは私を、どう思っているの?」

未来、たぶん日本。
“ロボット”が実用化されて久しく、“アンドロイド”が実用化されて間もない時代。

かつてSFの中で謳われた、「人間と見分けのつかないロボット」すなわちアンドロイドが、実際には人間の「パートナー」ではなく、単なる便利な「モノ」として扱われ、頭上に光るリングによってはっきりと人間と区別された世界。

人々はその世界に疑問を抱くことなく、逆に、必要以上にアンドロイドに感情移入をする人間は「ドリ系」と呼ばれ、忌避されている。

モノ扱いとまではいかないまでも、特にそんな世界に違和感も持たない普通の高校生、リクオはある日、自分の家のアンドロイド・サミィの行動記録に、奇妙なログが残っていることに気づく。
それによると、決まった行動しか取らないはずのサミィが、命令にはない「寄り道」をしているらしいのだ。
気になったリクオが後日友人のマサキを誘い、サミィの不審な寄り道先を突き止めるべく行動すると、そこには「イヴの時間」という名の、ある不思議なルールを掲げた喫茶店があった。
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 「僕が人間だから、ヤな奴だってことですか」
 「心?心ってなんだよ」

2008年から2009年にかけて少人数で制作され、ゆるゆるとネット配信されたショートストーリーアニメ。アシモフのロボット三原則を下敷きにした、アンドロイドと人間をめぐる日常ドラマ。
1話あたり20分前後という、通常のアニメより短い時間の中に、並行した情報をテンポ良くぎゅっと詰めて、要らない部分はばっさり省き、そして必要な間はしっかり取る、といった緩急のついた演出が素晴らしい。
奥行きのある世界観によって語られる今作品は、序盤から観る側を引き込んで離しません。

人間そっくりだけど、人間とは異なる機械。
不用意に人間と同じ反応を期待して裏切られ混乱するよりも、最初からモノとして距離を置いたほうが日常生活を送る上で支障がないというのはわからなくもありません。

けれどもし、アンドロイドが感情を持っていたら?
自分の意思を持ち、人間との交流を密かに望んでいたら?
外見は人間、喜怒哀楽も人間、じゃあ、「心」は?

相手の心がわからない。
気持ちを知るのはおそろしい。
けれども歩み寄りたい。
というのは、人間だけに限ったものではないのかもしれません。
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個人的に「ロボット三原則もの」で

Q,「作品を盛り上げるためにどうするか?」
A,「ロボットに三原則を破らせようぜ!」

という方向に安易に走るのは陳腐だなと思っているので、あくまで三原則に沿い、沿うだけでなく、三原則をうまく利用して最終回まで持って行ったという点でも好印象。
今回の6話はファースト・シーズンということらしいので、セカンド・シーズンも期待しています。

サミィが可愛いんだなぁ!

http://timeofeve.com/

イヴの時間

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投稿者:
hotori
詳細情報
  • 監督:吉浦康裕
  • 作画監督:茶山隆介
  • 2008-2009年
  • 全6話
  • スタジオ六花
  • 2010/03/22登録
  • 3793クリック

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