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ヘンリク・グレツキ - 交響曲第3番「悲歌のシンフォニー」

もう10年くらい前のことになるが、この曲がバカ売れしていた時期がある。最初にUKのチャートでブレイクして、日本でもけっこう流行った。

ポーランドの作曲家ヘンリク・ミコワイ・グレツキの作曲によるこの作品は1976年に作曲された。ペンデレツキと同世代ではあるが作風は大きく異なり、アヴァンギャルドな作曲技法は控えめにしか用いられず、後期ロマン派的なオーケストレーションとあいまって、耳障りのいい音楽に仕上がっている。
全体を通してカノンが効果的に使用され各声部が分厚く重なってくことでみせるテクスチュアと、いくつかの単純な和声の反復がこの作品の中心的な役割を果たす。途中でポーランドの古い祈りの言葉による歌があらわれてくるが、この曲の主な要素はこれだけである。
このように「持続と反復」が効果的に用いられることでもたらされる時間感覚の麻痺がこの作品の中心的な魅力ではあるが、それと対比するかのように置かれている歌の旋律美をより鮮明に役割も果たしている。

ヘンリク・グレツキ - 交響曲第3番「悲歌のシンフォニー」

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投稿者:
tomo
  • 2001/12/09登録
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