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ライティング スペース

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書物の歴史から出発して、電子テキストとは何であるのかに迫っていく論文。

筆者は『チューリング・マン』で有名なJay David Bolter。自分はどちらかというと『チューリング・マン』よりこっちのほうを夢中で読んだ記憶があります。

---- ▼以下『ライティング スペース』より引用 ----

電子図書館においては、書き手は自分が書いているテキストから転じてたやすく別のテキストを読むことができる。自分自身のテキストと、それとは別のテキストという区別はぼやけはじめている。書き手は何であれ読んでいるテキストから自分の文書へとカット・アンド・ペーストすることができるからだ。充分に仕上がったハイパーテキストでは、こうした区別は消え失せてしまう。書き手が言語的観念とディスプレイ上でそれを視覚的に表現したものの間をすばやく移動するのであるから、コンピュータは書くという過程そのものをスピード・アップする。書き手の頭の中にある観念のネットワークは、コンピュータ上の表現に融け込む。こうして出来上がった構造は、今度は逆にこのコンピュータや別のコンピュータの中に蓄積されたあらゆるテキストに融合するのである。プラトンが示した内在的記憶と外在的記憶の間の区別----あらゆるライティングの根底にある区別----を、まるでコンピュータが失くしてしまうことができるかのようだ。

---- ▲引用おわり ----

■ 書評

http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/...

 

投稿者:
koseki
詳細情報
  • 人名: Jay David Bolter
  • 発売元: 産業図書
  • 価格: 4,500円
  • 年(代): 1994/6/23
  • ISBN4-7828-0087-8
  • 2001/12/09更新
  • 2001/12/09登録
  • 786クリック

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コメント (1)

2005/07/15

島崎丈太 既にリンクされてますが、何となくWikiを彷彿させる記述ですね。 逆にWikiがこの文章などを参考に開発されたのかしらん?

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