じぎゃくのうた
自虐の詩
話の初めこそ幸薄い幸江と、気に入らないとちゃぶ台をひっくり返すイサオの、はちゃめちゃ内縁関係4コマギャグなのだが、下巻の最後には上巻からは考えつけもしない感動の結末をむかえるその展開っぷりがあまりにも有名な一冊。4コマなのには変わらないけど。
業田良家の作品は、ともすればちょっとハナにつくような大仰さ・説教臭さがあり好き嫌いが分かれるとも思うが、この作品はそんな理屈っぽさを払拭して単純明快、だが深遠。なんといっても“熊本さん”とヒシと抱き合い「人生には明らかに意味がある!」と手を取り合う姿は、言葉の胡散臭さを超えてじーんとさせるからすごいんだな。
しかし、はなっからあの完結を考えて描いてたのか。それとも途中から何かが押し寄せああなったのか。ちょっと訊いてみたいというのは愚問なのかね?
このキーワードを共有する
-
メイン
コメント (6)
最新コメント5件
2002/11/14
くとるー あはは、確かに下巻が肝の作品ですもんね。わたしは最初間違って、下巻を2冊買ってしまったりしましたよ。。。
2002/11/15
スミタニ チヒロ 先に下巻読んでから上巻読んでもなぁ...
くとるー けっこう下巻だけ読めばいいっていう乱暴な書評もありますからね...私は上巻から読みましたけど。
スミタニ チヒロ 下巻だけ読めばいいってのも間違い。上巻で展開している「いつものパターン」みたなのが、下巻へ行くに連れどんどんドラマを作り出して一気にクライマックスへなだれ込む作りがこの作品の凄い所だと思う。だから両方順番通り読む必要があると思うんだ!何か熱くなってるぞ、オレ(笑)
くとるー 確かに、そこが肝心ですよね。おいしいとこだけはしょって読むのは邪道だし、あの作品の深さは味わえませんよね。ギャグ漫画としてもあの上巻の味わいは好きです♪
- すべてのコメント »
つながりキーワード (8)
自虐の詩
- (ぷり)
これを読まずに死ねるか、という一冊:業田良家の自虐の詩。 10月27日より映画も上映される。 すべては下記のフレーズに向かって突き進むわけだが、 油断は禁物です。 本...
自虐の詩
- (ROUTE 436)
作者:業田 良家 「日本一泣ける文庫」と帯に書かれたこの漫画。おそらく、100人が読んでも100人が泣けるわけではないと思います。内田春菊氏の解説にもあるように、「...
自虐の詩
- (ニジ)
名作だと思うし、新しかったし、もちろん大好きだし、 でも、ここまで有名になってしまうとどうも気恥ずかしくてKWにできないでいたマンガ。 今日、やっぱり鼻水まで“たらして...
自虐の詩(上、下)/業田良家
- (ひげ先生)
前から才能のある漫画家だなぁとは思っていたが、NHK「BS漫画夜話』に取り上げられ絶賛されたこの「自虐の詩」は珠玉の作品だと思う。 絶対泣けるという周囲の評に疑念をもちつ...
豪田良家/自虐の詩
- (とと)
4コマ漫画なんだけど泣けるんだよ、と薦められて読んでみた。 ・・・泣けました。 薦めてくれた人曰く、最後がいいとのことだけど、 私はもう最初からしんみりと・・・ こー、な...
自虐の詩
- (daisuke)
友人の薦めで読みました。一気に読み終わりました、上下巻。4コマ漫画なのになんでこんなに心を打たれたのだろう…。 「幸せや不幸はもういい/どちらにも等しく価値がある/人生に...
自虐の詩
- (タロ犬)
作:業田良家 4コマ漫画でありながら、 その4コマが集まっていくことで、1つのストーリーになっています。 間違えなく、4コマの概念を越えた名作だと思います。 関白宣...
自虐の詩
- (cooley)
業田良家氏の名作『自虐の詩』(竹書房、1996、563円)。文庫版で上・下巻で出ています。四コマの枠を越えたと評判の下巻ですが、上巻から読み進めることでより深い感動を味わ...







自虐の詩
自虐の詩
自虐の詩
豪田良家/自虐の詩


