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スキャナーズ

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超能力者がメインで取り上げられる作品は、日本だと古くは『エスパイ』や『幻魔大戦』『バビル二世』、少し新しくなると『超人ロック』や『エスパー魔美』『童夢』『AKIRA』などの小説や漫画が実写化・アニメ化されている。というか、この中で実写化されているのは『エスパイ』くらいだけど、作品自体は由美かおるの乳は美しかったという印象しか残っていない。

一方、海外ではこの『スキャナーズ』や『炎の少女チャーリー』あたりに端を発して(その前になると超能力モノか宇宙人モノかジャンル分けに悩む『光る眼』なんつーのがあるけど)最近ではTVドラマで『HEROES』やら『4400』やら、元々映画化されていた『デッド・ゾーン』なんかがあって、実写でかなりのレベルの映像が表現されている。日本のTVドラマでは『NIGHT HEAD』なんつーのもあったけど。

クローネンバーグ監督を一躍メジャーにしたのがこの作品らしいのだが、私は中学生の頃に映画館でこの作品を観て(貸しビデオなんてなかったし)衝撃を受けた記憶がある。そもそも前年に映画雑誌に掲載されていた映画のワンカットでは、頭から火花が噴出しているもので、さぞや『超人ロック』な超能力合戦が繰り広げられるのだろうと思って実際観たら、もう「ヌルグチョ」オンパレードですよ。今でこそクローネンバーグ監督作品の「ヌルグチョ」ぶりは珍しくもないけど、当時はそんな予備知識ないから、もうショックですよ。トラウマですよ。でも、実写映画の超能力表現は「スキャナーズ」前と「スキャナーズ」後ではだいぶ変わったんじゃないかな。それだけエポック・メイキングな作品だと思いますよ。まあ、その5年前に上映された『キャリー』も血まみれ超能力ではあったけど、頭が爆発するのはこの作品と、ほぼ同時期に上映された『アウトランド』が最初じゃなかったかな。

大枠の設定を継承し(原作はどうかはわからないけど)「ヌルグチョ」感をなくしたのが、3年後に上映された『炎の少女チャーリー』だろう。特殊な薬のせいで、その薬を投与された親の子が超能力に目覚めるという点や、超能力が発動すると鼻血が出るなんていうのも似ている。

当時、アメリカ(カナダ?)は既に電話回線とコンピュータがつながっていたらしく、途中で公衆電話から企業のコンピュータ情報を盗み出すという技を披露していたが、当時の私には「なんかすごい念力」くらいにしか見えなかった。

その後、メジャーになって様々な作品に出演するようになったマイケル・アイアンサイドや、日本でも『プリズナーNo.6』でおなじみのパトリック・マクグーハンなんかが出演しているのも、昔の海外ドラマファンにとっては見どころ。

主演のスティーヴン・ラックは俳優としての活動はこの作品とあと数本しか出ていなくて、今何やってるんだろうと探したら、画家としていくつも賞をとる人になっていたようで。この作品のリメイクの噂もあるらしいが、それが実現した暁にはぜひ脇役でもカメオ出演でもいいから出てほしい。雰囲気のある浮浪者役だった。

お話をざっくり説明すると、超能力兄弟対決って話。あとは頭ボーン、血管メコメコ、鼻血ブーって感じ。いや、結構面白いですよ。ホントに。

※via WikipediaIMDb
※日本で発売されているDVD-BOXの評判は今一つ。何故なら駄作のレッテルを貼られている2作目・3作目(監督は別)なんかと抱き合わせで販売されているかららしい。
※YouTubeにいろんなバージョンの予告編がアップされていたけど、これが一番おとなしいバージョンだと思う。あとはほとんど頭ボーンばっかりだ。

スキャナーズ

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  • 2010/03/28更新
  • 2010/03/28登録
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コメント (2)

2010/07/12

蒔子 ずいぶん前に夜中のTVで観てかなり面白かったです。まさに『頭ボーン、血管メコメコ、鼻血ブー』が印象的でした。 デヴィッド・ヒューレットはCUBEに出てましたね。

2010/07/13

BRAVO30000W! テレビで放映したんですか、これ(笑)すごいなあ。ところでデヴィッド・ヒューレットが出演していた『スキャナーズ2』は本文にも書いたように駄作扱いされているのでまだ見ていません。やっぱり頭ボーンなんでしょうけど。

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