希望
Hope / George Frederick Watts
・
度々、目にしては「切ない絵だ」と印象深く、
けれども誰の作なのか知らないまま、
また、調べもせず長年過ごした。
1989年に「ヴィクトリア朝の絵画展」で本物と出会う。
ジョージ・フレデリック・ワッツ『希望』。
なんと皮肉めいたタイトルだろう。
本人曰く、
「目隠しされて地球の上に座り、わずか1本の弦を残すだけとなった竪琴をひきながら、その持てる全ての能力をかすかな響きに傾け、その響きから生まれる全ての音楽を聞き逃すまいとしている」女性像。
幾人もの批評家が、
「この絵は『失望』と題されるのがより適切である」
と指摘してきたらしい。
いや... そうだろうか?
この絵には『希望』と題される事が
最も相応しい。
私はそう思う。
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コメント (11)
最新コメント5件
2004/04/23
祥 陰影ある子供に育ちそうです...。それより小学校で男子児童だけってめずらしい...て、こともないのか?私立は。
2005/09/20
祥 失意、絶望と 翳る言葉では空々しく。 僅か、微かに 託す「希み」の痛ましさ、残酷を。 『希望』ほど 極限の言葉はない。墜ち切らないことの恐怖と共に。 渾身の力を込めて踏ん張る血滲む足の、壮絶な意志は超える、 一切を。
kochi http://www.artcyclopedia.com/artists/... 公式サイトか、ファンサイトのようなものがありますね。やはり作風はこのスタイルなんですねえ。不可思議で、引き込まれそうです。
SSMG あ。「それでもあしたはやってくる」のか、本人には。それを周りがどう捉えようとも。
祥 mishikaさん、情報ありがとうございます。"The Creator Personified"はいかにも象徴派らしい作品で。女性像は意外な程、美しいですね。他にも幾つかあるなあ。『希望』はこちらに大きくて美しい画像が。http://www.mc.ccnw.ne.jp/snowflake/... SSMGさん>恐らく、残されたのはただ 明日でしかないのでは と思われます。否が応でも (そうなれば 「望む」しかない)
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