SOUS LE SABLE
まぼろし
フランソワ・オゾン監督2001年作品。
ラストシーンが幕切れた瞬間,言い様のない動揺と涙が溢れてきた。家に帰るあいだ中,茫然としてしまう。35歳にして,なんて作品を撮ってしまうんだろう。
主演のシャーロット・ランプリング,全身で主人公マリーを演じるその存在感に圧倒される。特にその澄みきった瞳。この人なくして,ここまでの映画は出来なかったと思わされる。
が,女優の魅力だけでもっている映画ではない。ランプリングはベッドシーンで裸体を晒しているが,オゾン監督もこれまでの作品に見られた毒気なんかはスッカリ削ぎ落とし(裸にでもなったように),息を呑む美しい画とヒリヒリするような緊張感をつきつけてくる。
粗筋などは公式サイトに任せるが,ラストシーンは映画史に残るといっていいほどの名シーンだと思う。
東京では11/22までシネマライズで,11/23からはオゾン作品ではお馴染のユーロスペースで引き続き上映される。ボクの中では今年ベスト作品,是非観てクダサイ。
なお,オゾン監督の次回作には同じくランプリング主演「Swimming Pool」が控えている。
詳細情報
- 人名: 監督:フランソワ・オゾン
- 出演:シャーロット・ランプリング, ブリュノ・クレメール, ジャック・ノロ
- 地域: フランス
- 年(代): 2001年
- メーカー: 配給:ユーロスペース
- 2002/11/19登録
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