チビタノオデン
チビ太のおでん
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昔の東京の下町には、町内にひとつはおでん屋があった。
子供たちは遊んでいてお腹がすくとおでんを買って食べた。
なにしろ軍資金はお小遣いですからね。多くても3品。
それらは串に刺さって供された。いわゆる『チビ太のおでん』です。
『汁』はお総菜としてお鍋で買っていったり、お店で食べたりする大人たちのものだった。
スチロールのお皿なんかなかったもの :-)
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そのうち町からおでん屋は少なくなり、屋台売りが目立つようになる。
カラーンカラーンとベルを鳴らして来るんですね。
お客のメインは子供たち。
その頃にはもうスチロールのお皿が一般的になっていて『チビ太のおでん』は姿を消していた。
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で、この屋台が来るのは夏なんですよ。冬は屋台のおじさんは焼き芋を売るんです。
だからその頃子ども時代を過ごした人にとっては、おでんは夏の夕方の公園の風物詩だったりもします(笑)
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その屋台で人気があったのは『ちくわぶ』と『結びこんぶ』。どうしてかというと安いわけです。ボールが20円なのにちくわぶと結びこんぶは10円。特にちくわぶはボリウムがありますからね。そりゃみんな欲しがります。
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『おつゆおかわり』なんていうシステムもありました。ある程度の分量を買うと、空いたお皿におつゆだけただで入れてくれるんです。おつゆ、うまいですからね。みんな欲しがるんですが、おじさんの気分次第で『だめ』って言われるときもありました(笑)。おつゆだけなら白いお皿になみなみ注いで10円で売ってくれました。
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そのおでん屋さんも公園に来なくなってもう何年にもなります。
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- 2002/11/21更新
- 2002/11/21登録
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