フォーエーディー
4AD
僕の90年代の音楽歴に多大なる爪痕をつけたレーベル。
古くはバウハウス、バースデイパーティ、ザイモックス、ウルフギャングプレス、ブルガリアンヴォイス、コクトーツインズといった実験的である種難解で耽美的な色の強いレーベルであったが、80年代後半~90年代前半にかけてはレーベルの主力はスローイングミュージズやピクシーズ、ラッシュ、ベリーやウルトラヴィヴィッドシーン、ペイルセインツ、ブリーダーズなどの新興勢力によって一気に塗り替えられた。しかしレーベルの精神性はそのままで、サイケデリックがひとつのキーワードとなって繋がっていたような。
中でも珠玉なのが、this motal coil だろう。これはレーベルの創始者であるアイボワッツラッセルがいろいろな曲のカヴァーを自分の好きな歌い手に歌わせるといった非常に趣味性の高いユニットであり、今までに3枚リリースされている。ひとつ間違えば壊れてしまいそうなガラス細工のような繊細な曲ばかりでまさに4ADの極みここにありといった感じである。
このレーベルのもうひとつの特徴はそのデザイン性のレベルの高さ。意外性もありながら統一感のある各種デザイン。23エンベロープというチームが手掛けているようだが、ロンドンで買ってきた上にも書いたようなバンドのポスター十数枚は今も大切に持っている。
- 2002/11/21登録
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