WARM WORLDS AND OTHERWISE
「愛はさだめ、さだめは死」/ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア
この著者の本ははじめて読みました。風変わりなタイトルと、美しい表紙絵に惹かれて買いました。
吉田戦車か、黒田硫黄のマンガに出てきそうな、人間の常識が通用しない不思議なエイリアンたちが巻き起こす、不思議なお話がたくさん出てくる短編集です。ユーモラスなお話もありますが、だいたいがもの悲しいムードに包まれています。一番圧巻なのは、やっぱり表題作でしたが、本の最後に載っている、「最後の午後に」というお話を読んでいて、思わずほろりとしました。
でも、本当にびっくりするのは、序文と後書きに書かれた、著者の正体なのでした。
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