オウリツウチュウグン オネアミスノツバサ
『王立宇宙軍 オネアミスの翼』
この映画を作るためにできた会社が、かのガイナックス。当時一度観ただけでは判らない部分が正直多かったのだけど、おせっかいな友人の解説を聞きながら2度3度と観るウチにすっかり虜になっていた。観た回数は2ケタいくかも(笑)。
関西の自主製作オタク集団だった彼らの、個人個人の才気が画面から溢れ出てくる。リアルな演出、森本レオの印象的な演技、坂本龍一の音楽。今のアニメと比べても高い水準に位置する驚異的な作画。クライマックスの発射シーンはアニメの歴史で間違いなく殿堂入りだと思う。
1987年公開。もう10年以上前の作品なのに。
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本格的な商業映画は初めての、言わばシロウト集団の彼等をまとめる現場の大変さは武田康廣著『のーてんき通信http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/...』(ワニブックス)や当時企画を担当してたオタキング岡田斗司夫の著作にある程度は書かれているが、どーもソレほどツッこんだ内容にはなっていない。
ただ、よく聞く「公開当時は全然製作費を回収できなくて…」という話はウソで、大ヒットとはいかなくともそれなりに配給収入はあったらしい。オレ的に一番の興味はバンダイからの巨額の制作費と坂本龍一のブッキングをどうやって実現したか、そのウラ話なのだが、その点についても未だ納得できる記述を見た覚えがない。ま、色々とありすぎてまとめるのが大変ってコトなんだろう。ソコらへんは現在岡田斗司夫氏が執筆中の自伝に期待するとしよう。
続編の『蒼きウル』は納得できる仕上りにできそうもなく途中で中断したそうだ。10年たった今でも作る作らないの話が出てくるスゴい作品(笑)。もう誰も期待してないだろうけど。万が一、もし万が一作ってくれるならソレはソレでサイコーだ。
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淡々として地味なストーリー。http://www.gainax.co.jp/anime/...宇宙に行くことの大変さだとか、軍関係だとか、仮想世界のオリジナルなメカデザインのスゴさだとか、ある程度のオタク的バックボーン(知識)を持ってないとただの退屈なアニメになるのかも知れない。そゆ設定の上で進行する人間ドラマのリアルさがまたイイのだけれど、コレもやっぱりヒタスラに地味だしな。
こないだTSUTAYAにレンタルDVDを見つけたので、クルマを走らせながら彼女と観た。何年ぶりだろう。ラストシーン、リイクニが空を見上げカメラがすぅ~と空に上がっていき、エンディングへと繋がっていく。いつ観ても鳥肌の立つシーンだ。バックに流れる坂本龍一の素晴らしいエンディングを聞きながら、やっぱりこのDVDは買わなきゃダメだ。とひそやかに決心していると、彼女がオレの耳元で囁いた。
「ごめん、全然わかんなかった」
人生そんなモンだ。
- メーカー: 製作:ガイナックス
- 人名: 原案・監督・脚本:山賀博之(同郷)
- 企画:岡田斗司夫(オタキング)/渡辺 繁
- 発売元: DVD販売:バンダイビジュアル
- 価格: ¥9,800
- 2002/11/26更新
- 2002/11/26登録
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山賀博之[監督]『王立宇宙軍 オネアミスの翼』(1987年)
- ラジオ批評ブログ――僕のラジオに手を出すな! | Tracked: 11.5.12 11:15 pm
○山賀博之[監督]『王立宇宙軍 オネアミスの翼』(1987年) 極超短波のラジオ
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