謎のウィスキー
ウィスキー自体に謎はない。単なるブレンドウィスキーである。
謎は商品名だ。いや、名前に謎が隠されているのでもない。「謎」という名のウィスキーなのである。
日本推理作家協会の主催による「ウイスキー&ミステリー」なるトークショーで発生した企画で、人気の推理作家6名が山崎蒸溜所でオリジナルブレンドウイスキー製作に挑戦、そのレシピに従って生産されたものだそうだ。
つまりは素人の指示に従って作られたブレンドウィスキーということで、そう考えるとちょっと不安だが、毎回6人のブレンドを飲み較べて選出しているそうだから、まあ飲めないようなこともあるまい。
2002年版は桐野夏生氏ブレンド。革表紙をイメージしたラベルに大きく「謎」と書かれた細身のボトルで登場する。
オンライン限定2002本を発売、うち20本には桐野夏生氏直筆サイン入り。
5000円出してまで飲みたいか、と言われれば否だが、ミステリーファンを当てこんだニッチ商品と考えれば話題性もそれなりで、まあこういうのもアリか。
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