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がん闘病記読書案内―病気になった時に読む

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「闘病記 届けたい(妻の病死きっかけ 専門の古本屋)」2010年05月16日(日曜)の朝日新聞(生活面)の記事を読んだ。

ここで紹介する『がん闘病記読書案内―病気になった時に読む』の編集・著者で「闘病記専門古書店 パラメディカ」の店主、星野史雄の紹介記事である。
(ちなみに、同書は「闘病記サイト ライフパレット」 との共編)

記事の一説にこんなくだりがある。

-----
注文の内容も様々だ。(中略)
 :
「助かった人の闘病記は抜いて」という在宅治療する肺がんの男性からのメールもあった。(中略)
 :
「死へ向かう心構えを知りたかったのでしょう」
-----

…と。


闘病記は、著者と読者が同じ境遇であればあるほど、その存在意義は大きい。

それは、患者である本人にしか感じられない失望感、藁をもつかもうとする思い、生の苦しみと死への恐怖等々の「生の声」を共有できるからだ。

さらに、本人が主治医や看護師、もしかしたら近親者にも伝え切れなかった無念の「魂の告白」が込められているかも知れない。
そして、自分以外の誰かが、それを代弁しているかも知れないからだ。



がん闘病記読書案内―病気になった時に読む

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ネコまいける
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  • 著者: 闘病記専門古書店パラメディカ
  • 出版社: 三省堂
  • 発売日: 2010-02-26
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  • 2010/05/19登録
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コメント (2)

2010/05/19

花野のK >【闘病記は、著者と読者が同じ境遇であればあるほど、その存在意義は大きい】これはほんとに実感です。主人の癌を宣告され、(本人は知らずに逝きましたが、、)医者からも見放されてしまっていたとき、闘病記にどれだけ、救われていたことか、、、。キーワード、繋げていただき、、、有難うございました。

2010/05/22

ネコまいける 花のK さま  コメントを味読させていただきました。  斯く云うワタシも三十数年前、親族を脳腫瘍で亡くしました。  そこに至るまでの本人の闘病と家族の看護の日々は痛々しいものでした。  手術で肉体的な苦痛は緩和できましたが、その代償として本人は記憶が30分しか維持できないことと、余命半年との宣告は辛く重い事実でした。  そんな中で同じ境遇の人の手記を探そうと試みましたが、当時はインターネットもなく、田舎町の書店では到底見つけることもできませんでした。  爾来、闘病記の類を見つけるたびに手にとってみて、その著者や家族の人生の縮図に共感の涙を流すこと頻りです。  こういった記録は、医療カルテ以上の存在価値があるように思います。

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