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マスヤ

満寿屋の原稿用紙

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  電子メール、携帯メールに触れない日はない・・・といってよいほどに、これらの通信ツールは、わたしの暮らしに欠かせない存在になりつつあります。Wi-Fi機能の充実、ケータイの普及は、わたしの生活を激変させました。移動先にて、電子メールに触れたり、写メールを友人に送信したり・・・いまでは、Evernote、Twitterなど、iPhone用のコミュニケーション・ツールも加わり、モバイル・コミュニケーションがないと、日常の営みが、不便に感じるようになっています。Twitterでは、Twitter for iPhone、Twittelatorは、わたしの「つぶやき」を支える大事なクライアントです。モバイル・コンピューティングの普及は、いろいろな場所へ遊びに行っても、或は、車に乗っていても、電車に乗っていても、「つながっている」感覚をわたしに植えつけているようです・・・

こうした便利な道具の発達は、紙に触れる回数を減らしている・・・とか、ペーパーレスの流れを加速させている・・・という声も耳にします。たしかに、わたしの行動を眺めていて、メモ帳に触れることは少なくなっているし、鞄にかならず入っていた、ロディアやモレスキンの帳面も、家の中で出番を待っていることもあります。・・・けれども、書くための紙が、わたしの暮らしから消えたということではないようです。お気に入りの手帳、スマイソンの手帳には、びっしり文字が並んでいますし、「電子」ではないメール、手紙も、週に数回は、ポストへ投函されています。

手紙を書く紙は、いつのころからか、原稿用紙、それも、浅草は駒形にある老舗の紙屋さん、満寿屋の原稿用紙を好んで使っています♫この工房の紙は、昭和の文士、丹羽文雄のアドヴァイスを、先代だったかの女将さん、川口ヒロさんが受けて、丹羽文雄の気に入る紙をつくってから、著名な作家たち、文士たちに広く名が知られるようになったそうな。小説家だけではなく、「風貌」といった肖像写真の名手でもあった、土門拳も、満寿屋の紙を愛用していたようです。

満寿屋の紙は、再生紙ではなく、パルプ100パーセントの材料を用いてつくられる、良質な紙です。紙作りの行程には、時流の影響もありますが、基本には変化がないようです。良質な紙は、万年筆を紙に走らせる喜びを感じさせます♫今朝は、ちょっとした手紙を書きましたが、愛用のルビ無しの紙(↑写真に撮りました)に文字を書いてゆくのは、イイ車で道を走らせているような快楽すら感じさせます(笑)吉村昭、小林秀雄、幸田文に愛された工房の紙、使っているだけで、文豪になったような贅を味わえます♫

満寿屋の原稿用紙

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たまる
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  • 2010/05/21更新
  • 2010/05/21登録
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