R・A・ラファティ
自分史上最高のSF作家。1914年アメリカ・アイオワ州生まれ。2002年3月18日死去。享年87歳。
ラファティは一応SF作家とされているが、私的にはSFなんてモノは超越した、世紀の嘘つき だった。
45才を過ぎてから執筆を始めたそうだが、人生の苦労をわかったこの人の頭から紡ぎ出されたその物語には、人間 は一筋縄では捉えられない という事実が念の入った筆致で描き出されている。子供の持つ悪意のこもった残酷さや、科学に携わる者共のバカバカしいまでの崇高さは、ラファティの手によって笑いと戦慄を増幅された上で異空間へ放り出され、やがて空虚へと収束していく。彼の作品にはしばしばオチがないが、それは、人生にオチがないからだ。
初めて読んだラファティの作品は「世界SF大賞傑作選」に収録された「素顔のユリーマ」。あまりに不器用で字もまともに書けない少年が、仕方なく字を書く機械を作るという倒錯から始まるこの短編にはラファティの人を喰ったスタイルが如実に表れていて、一発で惚れ込んだ。ちなみにこの少年はその後次々と自分をサポートする機械を作り出し、その機械達にすら馬鹿にされながら、しまいに大量殺戮を始める。
その後パラパラと翻訳された作品には、いずれも上記のような「毒」が、ある時にはストレートに、ある時には笑いにくるまれ、またある時には悲哀と共に綴られた。
私的ベストは「みにくい海」。
興味を持たれた方は下記ファンサイトにアクセスしてみてください。
http://www2s.biglobe.ne.jp/...
- 2005/06/21更新
- 2002/12/07登録
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■R.A.ラファティ著/井上央編訳『子供たちの午後』 R.A.Lafferty "Among the Hairly Earthmen"
- ★究極映像研究所★ | Tracked: 07.2.11 9:58 pm
R.A. ラファティ著, 井上 央編訳『子供たちの午後』 1982年に刊行され
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