ゴジョウ アキラ
五條瑛
高村薫(かおる)、桐野夏生(なつお)と並んで、「男性か女性かわからない名前で、硬派で骨太の小説を書く女性作家」として五條瑛のファンです。
本屋に行ったら『プラチナ・ビーズ』と『スリー・アゲーツ』が文庫で並んでいました。祝!文庫化!
著作を全部読んでいるわけではないのですが、日米、北朝鮮を背景に、国家の諜報活動を行う男の物語……というジャンルが彼女の得意とするところでしょうか。
「スパイ小説」とも言うらしいですが、翻訳物とはちょっとニュアンスが違うような気がして、その呼び名はあまり自分的にはしっくり来ません。
実際、五條氏は防衛庁で情報、調査の専門職についていたとのことで、この情報活動の描写がとても興味深いです。
小説なのでもちろん誇張もあるでしょうが、読んでいると結構リアリティがある気がします。
『プラチナビーズ』シリーズ(鉱石シリーズというらしい)で、私のお気に入りは軍人、坂下です。映像化になったらイメージがくずれるから嫌だな、と思うくらい。
もうちょっとメジャーになっていいと思う作家さんです。
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