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ルイ・ラトゥール・ムルソー・シャムル

ルイ・ラトゥールのムルソー

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  週末は、わたしが料理当番の場合がおおく、昨晩も、わたしが食事を用意しました♬夕飯の主菜は、デリーのドライ・カレー・ペーストを使った、炒めご飯になり、ほかに、トマトのサラダ、浅蜊のスープを拵えました。食卓にはグラスが用意されており、ああ、今夜はワインを飲む日だったなぁ・・・と、家族の言葉のないメッセージが、こちらへ伝わってきました・・・あれこれ考えた末に、日曜の夜は、二本の酒を味わいました。一本目は、ブルゴーニュ醸造元、ルイ・ラトゥールの白ワイン、ムルソー・シャムルを食事を味わいながら、楽しみました。あっさりした味で仕上げたドライ・カレーに、辛口の白ワインはよく合いました。ただ、もう少し、コクのある味の酒がよかったかもしれず、母の好きな、赤ワインの、ボジョレー・ヌーボー、昨年のヌーボーのほうが、料理との相性はよかったのかも・・・二本目は、コクのある酒で、母は、ムルソーより気に入っていたのかもしれません。(^^;)

キーワード用に、↑写真を撮りましたが、ルイ・ラトゥールのラベル、わたしには、いろいろな思い出に彩られています。海外で暮らしていたころ、よく飲んだのが、この酒造の酒であり、ムルソー・シャムルだけではなく、シャブリ、バタール、モンラッシェ・・・ラトゥールがつくる、様々な白ワインを、料理屋や、その頃に住んでいた家、アパートで味わった『記憶』が、瓶のラベルを眺めていて、脳裏を過ります。

ルイ・ラトゥールは、1731年に、コート・ドゥ・ボーヌにあったぶどう畑を購い、そこで、はじめての酒をつくりました。ムルソーを産み出す、コート・ドゥ・ボーヌが、このブランドの、ほんとうの意味での創業地ということになるかもしれません。30年近くあとに、ラトゥール一族は、創業地を離れて、コルトンの地へ移ります。ぶどう畑を所有し、酒をつくるだけではなく、仲買人の資格をも手にし、ラトゥール・ファミリーは、コルトンで、時間の流れと共に、育ってゆきます。ルイ・ラトゥールの名をブルゴーニュでおおきくしたのは、コルトン・シャルルマーニュという酒の誕生と切り離せません。それまで、コルトンでは、シャルドネを使ったワインというのは、つくられませんでした。そこへ、改良、改作・・毎年の試行錯誤の果てに、ラトゥールは、コルトン・シャルルマーニュをつくり出すことに成功しました。以来、ラトゥールは、上質の白ワインをつくる酒造として、世界中で、高い名声を獲得するブランドとして、広く知られているそうな・・

創業地、彼等にとって『原点』である、コート・ドゥ・ボーヌでつくられるのが、↑の、昨晩のカメラが撮った、ムルソー・シャムルということになります。口に含んだあとの酒の残香は、まろかやであり、良質のシェリーのように、ドギツイ酔いは、酒から生まれません。隣には、ピュリニー・モンラッシェの畑があり、それらの畑がつくる酒と、ムルソー・シャムルには、どこか共通した味わいがあります。この「共通」するものは、ブルックナーの交響楽のような特徴、ブルックナーの場合、弦楽器のドミナント、eとaのトレモロをベースに旋律が動いていくという、ほぼ、全作品に流れる、ブルックナー動機と似通ったものがあります。作品は、似たものを土台にしているとはいえ、それぞれの味は異なります。これは、音楽にも、酒にも通じるのだなぁ・・・と、ムルソー・シャムルを飲みながら、音楽について、あれこれ言葉が浮かんでは消える、休日の夜が、酒が与える酔いと共に、しずかに、流れてゆきました。

ルイ・ラトゥールのムルソー

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たまる
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  • 2010/06/21更新
  • 2010/06/21登録
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