華倫変の明日はどっちだ?
高速回線は光うさぎの夢を見るか?
ヤンマガで連載し放逐された、あの奇才漫画家、華倫変が週間連載の打ち切りを経て戻ってきた!絵が下手になって!!
内容は女の子が翻弄され嬲られ犯される、そんな話が中心の短編集、いつも通りだ。
雑誌の都合上エロを必ず入れなければ成らないと言う足枷があるにもかかわらず、この人は元々短編の方が力を出せる人なので作品のレベルは週間連載当時よりも安定している内容の物が多い。特に『畔道』三部作は作者の力量が遺憾なく発揮されている佳作だ。
作者本人は自分が傷つくのは敏感なくせに他人を傷つけるのに対しては鈍感だったり、視野が学生じみていたり、いい年しているのに占いが大好きだったり、と個人的にはどうよ!!と思う所があるが。その作者のパーソナリティが作品に関しては良い方に転んでいると思う。例えば学生じみた視野は純潔さや潔癖さに、傷つく事に関してはいそうでいない女性等独特のキャラクターに、占い好きはオカルトチックな味付けに一役買っている。総合的には無理やりにエロを入れた所為で以前の「カリクラ」に比べてグロテスク度が増して、且つ絵が下手に成っているのでとりとめの無さや淡々さが増している。読み手を結構選ぶが、この人にしか書けないオリジナリティがあるので興味があれば是非手に取って頂きたい。
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コメント (9)
最新コメント5件
2003/02/17
とんち番長 カリクラより下手なんですか。それは必読ですな。
フロム ええでも内容は意外と安定しています。
2003/04/15
フロム 発行人の岡です。
『エロティクス』『エフ』に参加いただいていた華倫変さんがお亡くなりになられました。
亡くなられたのは3月19日、死因は急性心不全ということで、一昨日華倫変さんのご家族から連絡があり初めて知りました。
ここしばらく原稿依頼のことで連絡を取ろうとしてメールを送ったり留守電に伝言を入れたりしていたのですが、まったく返事が来なかったので心配していました。
この場を借りて逝去のご報告するとともに華倫変さんのご冥福をお祈りいたします。
とんち番長 独特の味わいのある作家だったのになぁ・・・。僕もご冥福をお祈りします。
2003/04/29
フロム ありがとうございます。
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