らいぞうごのみ/むらまつともみ
雷蔵好み/村松友視
村松さんが、市川雷蔵の一生について、
多くの参考文献や、関係者に取材を行い、執筆した一冊。
ちなみに、雷蔵好みの「好み」とは、
団十郎好みや菊五郎好みのそれと同じ「好み」だそうである。
映画界に入った当初からスターだった雷蔵だが、
普段はまるで実直な銀行員のように見えたらしい。
とは、よく言われているが、この本を読むと、
雷蔵の複雑な生い立ちや、その多面性、
映画人としての仕事ぶりまでが、よく取材されている。
雷蔵は1969年7月17日にすでに他界しており、
没後30年以上たった今でも、このように関連本が出る、
非常に価値のある俳優であると思う。
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