タケダセイジ
竹田青嗣
哲学が何であるかを、自分の言葉で、分かりやすく簡潔にいえますか? 竹田青嗣は、ここにこだわる人です。そもそも哲学自体がどういうものなのか、ということの、自分なりの直感的理解、納得感を得たい人は、竹田青嗣の本がオススメ。竹田青嗣による哲学の定義は以下の通り。
(1)[自分で考える] ものごとを自分で考える技術
(2)[役に立つ] 苦しいとき、困ったときに役に立つ技術
(3)[自己の了解] 世界とはいったい何であるかを理解することではなく、自分が何であるかを了解する技術
どっかで聞いたようなことばかり、しゃべる人っていますよね。自分で考えてないからです。自分で考えていると思ってるけど、じつは、世の中の習慣的な考えをなぞっていたりしませんか? それは、自分で考えているとはいえません。 自分がなんとなくそう思っている習慣的な思考を繰り返しなぞり続けているのを、思考だと思っていませんか? それは、思考ではありません。自分で考えるとは、世の中の習慣的思考や自分の習慣的思考をなんとなくなぞってしまいがちな、怠惰な惰性的思考に逆らって、「ほんとうに」、「ちゃんと」、考える、ということです。これが、哲学の基本らしいです。こうして考えると、哲学は、机上の空論でもなんでもなく、生活にも、ビジネスにも、実に役立つものなのではないかな、と僕は感じました。
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コメント (3)
2003/01/01
島崎丈太 竹田さんの著書は読んだことないんですが「自分で考える」というのは大切ですね。 それにしても(3)[自己の了解]ってところは、ドキッとさせられます。
2003/01/02
コイッチ 新潮社の季刊誌「考える人」の宣伝文句に、イギリスの詩人ワーズワースの言葉として「plain living, high thinking(シンプルな暮らし、自分の頭で考える力)」というのが紹介されていました。竹田さんの「自分で考える」と共通するものがあるのでしょうか。何かオススメの入門書があったら教えてください。
2003/01/19
半無人 この人の「深い了解」という言葉もいいですね。「ロジックを追えた」だけでなく、「(身体に)意味付けられた」みたいなニュアンス。
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