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Root Down / Jimmy Smith Live!

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1994年にビースティ・ボーイズがネタにしたことで有名になった(とわざわざネタにされた方のジャケットに書くなよな)ジミー・スミスの悶絶ファンク盤の再発。

尊敬する原田和典氏を始め多くの人が絶賛しているので、大いに期待して聞いてみたのだが、うーん、なんかおかしい。妙に冗長に聞こえる。なんでだろうと思ったのだが、ようするにこれは「ノーカット」版なのだった。

すなわち、LPで出た当時はカットされていた部分が1、4、6曲目(ちなみにビースティ・ボーイズが使ったのは4曲目)で実際に演奏された通りに復元されている。カットされたバージョンを聞いたことがないので断言はできないが、「復活」は聞く側にとっては余計なお世話だったんじゃないかと想像される。ちなみに今回でたバージョンはオリジナルと比べて5分くらい長くなっているようだ。そりゃ5分も長くなりゃねえ。

ようするにですね、特に1曲目に顕著なのだが、非常においしい、やばいノリの部分と、だらだらどうしようもない部分がごちゃまぜになっているのである。特に、やはり体に染みついているのだろうか、スミスはふっと気を抜くと感覚が4ビートに戻ってしまうようで、そういう「意図せざる」ジャズっぽい部分は聞いていて結構辛い。スミスがおかしくなるとベースのウィルトン・フェルダーも御大に合わせて律儀にウォーキングラインを刻んだりして、ノリが途切れてしまうのだ。

というわけで、ノーカットではない、「カット盤」を聞きたいと思う今日この頃。ライヴ音源である以上あるがままに出すというのも一つの見識だとは思うが、商品なんだからそれなりに料理してから出してくれたほうが、こういう作品の場合は良かったんじゃないだろうか。

と微妙にネガティヴな書き方をしているが、全体的には世評通りの、腰に来るやばいファンクである。おすすめ。

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投稿者:
八田真行
詳細情報
  • 価格: 輸入盤
  • メーカー: Verve
  • 発売元: Verve
  • 年(代): 1972年
  • 原題: Root Down / Jimmy Smith Live!
  • 2003/01/05更新
  • 2003/01/03登録
  • 3623クリック

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