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百窓:試みられた起爆空間 (ひゃくまど:こころみられたきばくくうかん)

  • 百窓:試みられた起爆空間の画像

ウルトラセブンまぼろしの12話にて使用された建築。人造人間キカイダーでも使用されておりその姿はキカイダーのビデオで確認取れる。正方形の建築に同じ大きさの円窓が100個(正確には天井に巨大な窓がもう一個)あることから地元では百窓と呼ばれていた。
実は子供の頃、自室の窓にこの建築物が鎮座していた。近所の子供達はこの奇抜な建築に探検と称し一回くらいは不法侵入した経験があるだろう。私自身、友人と無理言って中に入れてもらった経験がある。中の構造はよく覚えていないが真ん中に四角い螺旋階段、天井に巨大な窓があり見てくれと違い内部は非常に明るかった記憶がある。去年、姉弟と百窓について思い出を語ったのだが姉弟も各々子供時代に忍び込んで屋上まで上がったらしい。ウチだけでもこの状況である。オーナーは非常に迷惑だっただろうに。現在は取り壊され現存していないが不思議と取り壊された時期が誰に聞いてもあやふやである。

ウルトラシリーズロケ地探訪

なんとペーパークラフトまで作られています。
窓の筒が実物よりちょっと長いかも。

試みられた起爆空間(詳しい説明)

2003.04.29追記
試みられた起爆空間の設計は象設計集団 代表 富田玲子氏が吉阪隆正(U研究所)に師事していた時代に設計したものだそうです。

プロフィールに1963年、東京大学工学部建築学科修士課程修了。U研究所に勤務。1971年象設計集団に所属とありますので、百窓は建築家としてほぼ最初期の作品でしょう。

吉阪隆正、富田玲子、象設計集団どれを取っても有名どころ。象設計集団は自然を感じさせる有機体なデザインをされる所ですが採光などのアプローチが百窓と通じるモノがあると思います。天の光を建築へ取り込み方など一見すると斬新すぎる外見の百窓ですが氏が現在取り組む風・土など自然を感じる建築へのルーツはちゃんと取り入れられていたのではないでしょうか。

「いかに光を取り込むか」という主要コンセプトだけは象設計集団・百窓共に共通の幹だと感じております。

まぁプロフィールに百窓を載せていない所に「若気の至り」が生み出した作品という面も醸し出しています。逆にそのちぐはぐさが、氏の明確なコンセプトを提示し、取り壊された今になっても人々を魅了する要素になっているのではないかと。

百窓があった近辺の建築物としては用賀プロムナード(砧公園内にある世田谷美術館への遊歩道)が象設計集団のデザインだそうです。この遊歩道好きだったのでビックリ。

象設計集団ホーム

桑沢デザイン塾<風土と建築>2

[06/05/24 追記]
12 - 1/3 12 - 2/3 12 - 3/3
2/3に登場

百窓:試みられた起爆空間

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Dog_G画像 投稿者:
Dog_G
詳細情報
  • 年(代): 1965~1985頃
  • 2006/05/25更新
  • 2003/01/04登録
  • 19477クリック

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コメント (9)

最新コメント5件

2006/05/25

akibyon ウルトラマンセブンではなくて、ウルトラセブンですよね。細かいことですが、古くからのウルトラファンとしては、突っ込まずにはいられなかったので、すみません。

Dog_G ご指摘ありがとうございます。修正させていただきました。

2006/05/28

emm 象を知るにはシュタイナーを知る必要があります。ウィキペディアか、ここなど参照にするといいカモ>http://www15.ocn.ne.jp/...

emm 予備知識にはこっちのほうが簡単かな >http://www6.airnet.ne.jp/tangent/Air/... わかりにくいと思うけど、象やU、百窓の世界を知るためにはそうとうな遠回りが必要なんですよ。

2006/12/01

Dog_G 奥深いですね。やっと外郭に近づいて来たみたいです。

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