バーチャルボーイ
VIRTUAL BOY
発売当時、誰も期待していなかったであろうこのハード。実際、見事にコケてしまった。
しかし当時の私は、これが発売されるのを非常に心待ちにしていた。今は全くゲームをやらない私であるが、当時はまだ中学生時代から思っていたゲームデザイナーになりたいという夢がまだ消えていなかったことと、3Dの立体表示という技術に憧れていたために、予約してまで発売日に購入してしまったのである。
赤と黒だけのショボイ画面であることは事前に分かっていたし、逆に私にはそれがカッコよく感じていた。(今でも結構好きだったりする…)
しかし、ゲームは全く面白くなかった。ソフトのせいではない。自分1人でしか楽しめなかったからである。通常のテレビゲームは、プレイしている画面を見せる観客を作ることができ、ゲームの腕を磨いて他人に自分のプレイを見せつけることができた。しかし、VIRTUAL BOY ではそれができなかった。さらに、VIRTUAL BOY を覗き込んでプレイするたびに、何かむなしさを感じた…。
いま思うと、私がゲームの世界から心が離れてしまったのはこれの{せい, おかげ}かもしれない…。
正月に実家に帰り、埃まみれの VIRTUAL BOY で少し遊んでみた。相変わらずつまらなかった。研究室へのおみやげはこれにしようと決めた…。
研究室でゲームばかりやってる後輩たちが、これでゲームのむなしさを覚えて研究に打ち込んでくれることを切に願う…。
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