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サカモト・リュウイチ ライフ

坂本龍一 オペラ<LIFE>

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朝日新聞創刊120周年記念/テレビ朝日開局40周年記念に委嘱され1999年初演。たぶん、生きている間に2度と見ることができないであろうオペラ。

仕事やめてでも聴きに見にいこうと思っていたにもかかわらず、東京・大阪の両方ともチケットがとれなかった。このときは自分の運のなさをホントに嘆きました。
プロダクション自体が非常に興味深いうえに、めちゃめちゃレアなサカモトのオペラ。はじめてそのプロジェクトを聞き付けたときは「あ~あ、強引なことやらせちゃって...」などと思っていたのですが、その内容があきらかになると非常に驚きました。
私が予想してたオペラぢゃない、ある意味ホントのオペラ。映像といい、演出といい、そしてなによりもその音楽。20世紀の現代音楽の総決算といっても決して間違いではないです。折々に登場したさまざまなスタイルがその中に網羅されていました。それも単なる羅列ではなく、まるで自分たちが踏み越えてきた歴史を噛み締めるようにサカモトなりに消化吸収された後の「生きた音楽」として。
また、あれだけ多くの種類の音楽的要素を配置したにもかかわらず、バラバラに散らかることなく最終的に主題となるテーマへ収束させていくその力量にほとんど執念みたいな強い意志が感じられました。

少しづつ変化しながら幾度も現れてくる「Libera me」の中に、これまでの彼の作品にはない強い情念を感じました。どこか一歩引いたクールな音楽を作っていたサカモトのイメージが大きく変化した一瞬でした。

坂本龍一 オペラ<LIFE>

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投稿者:
tomo
  • 2001/12/13更新
  • 2001/12/13登録
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