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内田樹『日本辺境論』 (新潮新書)

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『日本辺境論』は「日本人とは何ものか?」という疑問が、答えを導き出すためではなく、冒頭に記されている“私たちはどういう固有の文化をもち、どのような思考や行動上の「民族的奇習」をもち、それが私たちの眼に映じる世界像にどのようなバイアスをかけているか。それを確認するする仕事に「もう、これで十分」ということはありません。朝起きたら顔を洗って歯を磨くようなものです。一昨日洗ったからもういいよというわけにはゆきません。”という言葉通り、日本人が現在の日本人であることのおさらいであることがわかります。

例えば、就職活動のときに自己分析なんてものをしますが、それと一緒のことです。「自分とは何か?」という疑問を解決するには、自分の歴史をおさらいすることでしか答えは導き出されない。同じように「日本人はとは何ものか?」という疑問も、日本人の歴史をおさらいすることでしか見えてこないのです。

『日本辺境論』はざっくりとした、というより大雑把な日本論ですが、とりあえず読む日本論として最適だと思います。
個人的にはこの本を読み終えたときに、スッと何かが解放されたような気がしました。
ちなみに、疑問に思うことや納得できないことは、もっと小難しい本を読めばいいと思います。

※p24あたりで、「やられた!」もしくは「ちっ」と思うはずですので、ぜひ目を通してみてください。


[内容紹介]

日本人とは何ものか? 鍵は「辺境」にあり!
これ以降、私たちの日本人論は、本書抜きでは語られないだろう。養老孟司さん絶賛。

日本人とは辺境人である――「日本人とは何ものか」という大きな問いに、著者は正面から答える。常にどこかに「世界の中心」を必要とする辺境の民、それが日本人なのだ、と。日露戦争から太平洋戦争までは、辺境人が自らの特性を忘れた特異な時期だった。丸山眞男、澤庵、武士道から水戸黄門、養老孟司、マンガまで、多様なテーマを自在に扱いつつ日本を論じる。読み出したら止らない、日本論の金字塔、ここに誕生。(新潮社「書籍詳細」引用)

内田樹『日本辺境論』 (新潮新書)

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投稿者:
semsiye
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  • 商品名: 日本辺境論 (新潮新書)
  • 価格: ¥777
  • 著者: 内田 樹
  • 出版社: 新潮社
  • 発売日: 2009-11
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  • 2010/08/16登録
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