社会科学の精神─ジャンバッティスタ・ヴィーコの『新しい学』
ナポリの書籍商の息子ジャンバッティスタ・ヴィーコは、苦労の甲斐あって、1699年、ナポリ大学の修辞学第二講座教授に就任する。1744年に貧困と不遇のまま生涯を閉じたこの自信家は、すべてをかけた大著『新しい学(Principi di scienza nuova)』において、従来の枠組みにとらわれない新しい学問を提唱している。「限られた人間の知力が行き届き得るのは、人間が造った『社会』の分野のみであり、そこでは時間が重要な契機となっている」。
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- 2010/09/02更新
- 2010/09/02登録
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トピカとトポス
- (kurubushi)
ヴィーコによれば、あるいは修辞学(レトリカ)の伝統にしたがうならば、クリティカは「判断の術」であり、対してトピカは「発見の術」だという。だからアリストテレスの『トピカ』をひきついだ、キケロ...
レトリックの擁護
- (kurubushi)
帰納法の提唱や4つのイドラ説をもって、フランシス・ベーコンを「近代科学の祖」としてしまうなら、いささか公平さを欠くことになってしまうだろう。第一、デカルトのクリティカ(あるいは数理的学)に...










