カットバン
カット盤
いわゆるカット盤。Cut Out。これの存在がなかったらあんなに気楽には輸入レコードを買えなかった。
LP時代、再販価格維持制度のないアメリカでは、在庫がたまったLPをメーカーが特価で小売り業者に卸し、投げ売りして在庫を処分していたが、この時に通常の在庫と特価商品とを区別するためにジャケットの一部を故意に損傷していたためこう呼ばれる(だってそうしないと特価商品を通常商品として売られたり返品されちゃうから)。
ジャケットの端を切り取る(画像参照)、丸い穴を開ける、切り込みを入れる等々で一目でカット盤と判るようになっている。
これこれのメンツでこんなバンドを作りまっせー、プロモ費用もこれだけかけっまから、10万枚は固いでんなぁー。というプロダクション会社の口車に乗せられホントに10万枚もプレスしたのに半分売るのがやっと。残りはカット盤処分となりそのまた何枚かは船便で太平洋を渡り、お小遣いの少ない(1ドル360円とか308円とかの時代)日本の青少年の貴重な音源となる。というのが一般的なパターンか。
アーティストにちゃんとロイヤリティが支払われているのかとか気にならないでもないけど、まぁすぐにカット盤になっちゃうようなレコードを作った方にも責任があるのでしょうがないか。
で、カット盤、LP時代の遺物かと思っていたら、CDにもカット盤というのが存在するらしい。プラスチックのCDケースを溶かしてあるらしいけど中身は大丈夫!?
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